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Chojiさん&児童ら合唱♪芋谷の棚田・声高らか

日本の原風景、和歌山県橋本市柱本の「芋谷の棚田」特設会場で、9月3日、第「3回わかやまの棚田・段々サミット」(同県棚田等保全連絡協議会主催)の現場見学会が開かれ、県内外の棚田保全関係者や子供たち約200人が集まり、棚田散策やコンサート、芋谷米カレーを味わった。
「芋谷の棚田」は、大阪・和歌山府県境の南側に位置し、先人たちが約450年前に開拓。田が138枚(計5・4ヘクタール)、畑が9枚(0・8ヘクタール)ある。棚田の石垣や水路には、芋谷川の石を活用、良質の米を生産し、現在まで棚田保全、農作業が継承されてきた。
この日、自然を愛する家族連れや若いカップル、職場グループなどが、山裾の道を巡り、幻の温泉跡や手掘りトンネルなどを見学、眼下に稲穂波の美しい棚田を眺めた。
この後、高野町富貴・筒香で地域活性化に働くシンガーソングライター・Choji=チョージ・村田智則(むらた・とものり)さん=のコンサートがあり、全員、芋谷川の畔の特設会場に張られた日除けテントや、大木の緑陰などに参集した。
和歌山大学観光学部1年・梶田太陽(かじた・たいよう)さんの司会で、挨拶に立った柱本田園自然環境保全会の大原一志(おおはら・かずし)会長は「芋谷川は紀の川の源流で、芋谷米は上質米です」と紹介。中谷守寛(なかたに・もりひろ)柱本区長は「棚田を目、コンサートを耳、芋谷米カレーを口で味わって」と強調。平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は「この芋谷米をどうブランド米と知ってもらうかが課題」と前向きに話した。
いよいよ本番のChojiさんとバイオリン・ギター奏者の江部和幸(えべ・かずゆき)さんが登場。Chojiさんは「約6年前、上筒香でげんさんという高齢者から、すでに50年前に途絶えていた音頭『やっちょんまかせ』を教わった」と説明したうえで、自作の「やっちょんまかせ」やカバー曲「赤とんぼ」など5曲を歌った。
最後にChojiさんのピアノ、江部さんのバイオリンで、柱本小学校5年生33人と一緒に、人気のオリジナル曲「田んぼオブザワールド」を合唱。清らかな歌声と、周囲の拍手が棚田の山々にこだまし、畦道や水路の蛙もトンボも驚いた様子。正午には地元ボランティアが煮炊きしてくれた「芋谷米カレー」を味わい、「芋谷の棚田」の素晴らしさを心に刻んだ。
同棚田等保全連絡協議会の北岡慶久(きたおか・よしひさ)会長(同市農林振興課長)は、「県内外から大勢が参加してくれたし、自然の良さを満喫できたと思うので、とてもうれしいです」と締めくくっていた。
写真(上)は「芋谷の棚田」の特設ステージで開かれたChojiさんのコンサート。写真(中)はChojiさんと江部さんのピアノつめバイオリン伴奏で「田んぼオブザワールド」を合唱する柱本小学校の児童たち。写真(下)は芋谷川のそばの緑陰でコンサートを楽しむ参加者たち。

更新日:2016年9月4日 日曜日 00:01

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