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振り込め詐欺!まず「♯9110」へ!橋本署が警鐘

和歌山県警・橋本警察署の管内で、高齢者宅を狙い、嘘のキャッシュカード話にからめ、銀行口座番号などを聞き出そうとする、不審電話が相次ぎ、同署は「絶対にだまされないように」と警鐘を鳴らしている。
不審電話は橋本市内で3件、九度山町内で1件あり、3件は80歳代、1件は60歳代が狙われた。高齢者宅に8月16日「近鉄百貨店の社員」と名乗る男から電話がかかり、「あなたのキャッシュカードを、誰かが勝手に使い、代金が未払いになっている」と語り、銀行口座や暗証番号を聞き出そうとしたという。
今のところ被害は出ていない模様だが、同署は行政無線や携帯電話ネットなどを通じ、「これらは明らかに詐欺なので、騙されないようにしてください」と注意を喚起している。
同市内では平成26年に90歳代の女性が、警察官と名乗る男の電話に乗せられ、銀行から引き出した約2300万円を、銀行協会員を装った男にだまし取られる、ケタ外れの詐欺被害事件も起きている。
和歌山県警・振り込め詐欺等対策本部と和歌山県防犯協議会連合会は「振り込めサギ あわてるな 振り込む前に まず相談!」のイラスト入りチラシを市民に配布し、まちの要所に掲示。
そこには「振り込め詐欺の手口!」のタイトルで、「還付金詐欺」=ATM機への誘導は注意!、「オレオレ詐欺」=電話を切った後、すぐに振り込まず、まず相談!、「架空請求詐欺」=身に覚えのない請求は無視!、「融資保証金詐欺」=あまい融資話に注意!…と紹介。
不審電話があった際は「♯9110(警察相談窓口)または最寄りの警察署へ相談を」と呼びかけている。
写真はいずれも和歌山県警・振り込め詐欺等対策本部など発行のチラシより。


更新日:2016年8月22日 月曜日 00:00

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