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高野キャンドル手作り体験♪ろうそくまつりに奉納

和歌山県高野町高野山の世界遺産・高野山奥の院で8月13日に開かれる「ろうそくまつり(万灯供養会=まんとうくようえ)」に合わせて、南海電鉄=遠北光彦(あちきた・てるひこ)社長=は同12(金)、13(土)両日、南海・高野山駅2階で「ろうそくまつり」に奉納する「高野キャンドル手作り体験」を開く。夏場の高野山は、山麓より約5度涼しいとされ、南海電鉄では「今年のお盆は涼しい高野山で、普段と違う体験をしてみませんか」と参加を呼び掛けている。参加無料。
「ろうそくまつり」は13日午後7~9時、高野山・一の橋~弘法大師・御廟(ごびょう)間約2キロの参道(石畳)で、約1000年間燃え続けているとされる灯籠堂(とうろうどう)の火を移して、参拝客がろうそく10万本に火を灯し、ご先祖や無縁物を供養する。
「高野キャンドル手作り体験」は、その前日の12日と、当日の13日の午前10時~午後4時、高野山駅2階で開催。高野山で「高野candle」製造・販売を営む荒川由美(あらかわ・ゆみ)さん=が指導してくれる。
「高野candle」は、高野山の蜂の巣から蜜蝋(みつろう)を作り、その一部を使用したキャンドルを製造・販売。特産・高野紙と薄板を使ったランタンキャンドルは、平成27年度「プレミア和歌山」に認定されている。
5年前からは、高野山奥の院で使用済みのろうそくを再利用したキャンドルを奉納。今回の「高野キャンドル手作り体験」も、高野山真言宗総本山・金剛峯寺や奥の院で使用済みのろうそくを再利用し、荒川さんの指導で、色や香りを入れたオリジナルキャンドルを制作。「ろうそくまつり」の際、奥の院・英霊殿付近で奉納することになっている。
自らの手作りキャンドル奉納は、何よりもご先祖、無縁物供養にふさわしく、多くの参拝・観光客を喜ばせそう。
参加申し込み不要、先着順。問い合わせは南海テレホンセンター(電話06・6643・1005)=午前8時30分~午後6時30分。
写真(上、下)は過去の高野山ろうそくまつりの風景。写真(中)はキャンドルのイラスト=PRチラシより。


更新日:2016年8月9日 火曜日 00:00

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