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滝や流水に歓声♪初日から大賑わい~橋本市民プール

日本女性初の五輪・水泳金メダリスト・前畑秀子さんと古川勝さんの郷土である和歌山県橋本市北馬場の「橋本市民プール」で、7月10日、プール開きが行われ、橋本・伊都地方をはじめ近府県から大勢の家族連れや若いカップルらが訪れ、梅雨晴間の空に歓声が響いた。橋本市スポーツ振興公社・運動公園事務所の中道亜紀子(なかみち・あきこ)所長は「皆さん、関西でも人気のこのプールで、いい夏の思い出を…」と言っている。
橋本市は1991年、1・3ヘクタールの敷地に、総工費12億円をかけ、丘陵地に「競泳プール」(50メートル、10コース)、92年に「こどもプール」、93年に「流水プール」を新設した。
とくに「流水プール」は、一周160メートルと長く、水が川のように流れる、近府県には見られない珍しいプール。
今年はプール周辺の床面のシートをリニューアルしていて、まるで芝生色のような美しさ。プール・オープンと同時に、家族連れらが小走りにプールへ。「こどもプール」では、滝状の水しぶきの中で、親子や若い女性たちが、頭から水浴び。カエル・スライダーやキリンの滑り台では、子供たちが滑走、水に突入して大喜び。「流水プール」では、家族連れら、カラフルな浮き輪につかまり、水流にまかせて周遊していた。
橋本市運動公園事務所は、1時間に1回ずつ水質検査を実施。監視員10数人が水難事故が起きないよう警戒。中道所長は「私たちも頑張りますが、水難事故はちょっとの油断から起きるので、保護者の方々にも、どうぞよろしくお願いします」と訴えていた。
営業期間は8月31日まで。時間は午前10時~午後5時(但し土曜、日曜日は午前9時30分~)。利用料金は大人(中学生を除く15歳以上)900円、小人(小中学校の児童生徒)450円、団体(引率者のある小中学校の児童生徒20人以上)1人360円。付帯施設(更衣室・コインロッカー)はリターン式で1回100円用意すればよい。
橋本市はオリンピック・200メートル平泳ぎの金メダリスト・兵藤(旧姓・前畑)秀子さんと、同金メダリスト・古川勝さんを育んだまち。同プールの昨シーズンの利用者は、過去最高の3万8000人を数える人気ぶり。今年もそれを上回るのではいかと期待されている。
問い合わせは橋本市民プール(電話0736・33・2556)。
写真(上)は橋本市民プールで滝状の水しぶきを楽しむ親子たち。写真(中)は「流水プール」で川のような流れに身をまかせる大勢の水泳客。写真(下)は「こどもプール」も滑り台や滝があって大賑わい。


更新日:2016年7月11日 月曜日 00:00

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