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児童ら田植え体験楽し♪まち起こし「向楽会」指導

和歌山県橋本市向副の〝まち起こし〟グループ「向楽会(こうらくかい)=萩原督久(はぎはら・よしひさ)会長=は、6月10日、市立清水小学校5年生の児童を招き、地元の高野山真言宗「観音寺」近くの水田で、モチ米の「田植え体験」指導を行った。10月には「稲刈り」、12月には「餅つき」「しめ縄作り」も教え、萩原会長は「いろんな体験を通して、健やかに育ってほしい」と言っている。
この向副地区は、織田信長の嫡孫(ちゃくそん)・織田秀信公=天正8年(1580)~慶長10年(1605)=の終焉の地で、高野山麓の紀の川流域の自然豊かなところ。
「向楽会」は平成18年(2006)頃、地域貢献を目指して結成され、会員は農家中心に60~80代の15人で構成。地元の国道371号わき高台の秀信公の墓地管理をはじめ観音寺、八幡神社の清掃、盆踊りや秋祭りの金魚すくい、ポン菓子販売など、〝まち起こし〟活動を実践。同20年頃からは、地元の休耕田で、清水小学校の児童に田植えや稲刈り、餅つき、しめ縄作り体験などを指導してきた。
この日、5年生児童17人(うち女子3人)が、戦国時代の歴史が伝わる秀信公終焉の地の、きれいな水田わきに集合。「向楽会」のメンバーが、一列横隊に並んだ児童に、「田植えは手に苗5、6本をつまみ、泥土に押し込みますが、深すぎると苗は息ができないし、浅すぎると浮いてしまいます。その加減が大切です」とわかりやすく説明。
堂本昌義(どうもと・まさよし)区長を含む全メンバーが見守る中、児童らが水田に入ると、さっそく真剣な表情で田植えに挑戦。まっすぐに等間隔で植える子がいれば、尻もちをついて泥まみれになる子もいて、あたりは大きな歓声でいっぱい。
そのうちの一人、額に汗して手足を泥んこにした恩地秀空(おんぢ・しゅうく)君は、「おじいちゃんの野菜づくりは、手伝ったことはあるけど、この田植え体験は初めて。秋には稲刈りもして、お餅を食べるのが楽しみです」と、はきはきした言葉で感想を述べた。
萩原会長や会員らは「私たち向楽会メンバーは、平均年齢74歳で、高齢者ばかりですが、幸い、家族は若い人たちが多いので、これからも〝まち起こし〟活動は大丈夫です」「今の調子で子供たちの成長を見守り、地域をしっかり盛り上げたい」と張り切っていた。
写真(上)は橋本市向副の水田で「向楽会」の指導により行われた清水小学校5年生児童の「田植え体験」の風景。

更新日:2016年6月11日 土曜日 00:00

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