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いざ!幸村・ほら貝響く~真田M・開館予告展開幕
大河ドラマ「真田丸」パネル展と九度山・真田ミュージアム開館予告展のオープン記念式典が、1月24日、真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町入郷5の5の道の駅「柿の郷くどやま」で行われた。
同パネル展は一般財団法人・NHKサービスセンター主催、NHK和歌山放送局の後援。同会館予告展は大河ドラマ「真田丸」くどやま推進協議会が主催した。
この日、降雪の中、今や幸村ファンから脚光を浴びる「手作甲冑(てづくりかっちゅう)紀州九度山真田隊」の梅下修平(うめした・しゅうへい)隊長ら4人と同町キャラクター「ゆきむらさま」1人が、勇猛な真田の赤備えの鎧兜(よろいかぶと)姿で登場。
九度山町産業振興課の井浦岐子(いうら・みちこ)さんの司会で、先ず、同推進協議会会長の岡本章(おかもと・あきら)町長が挨拶。「約30年前にNHKで真田昌幸・幸村父子を描いた『真田太平記』が放映された頃、私が九度山・真田庵そばで営んでいた喫茶店は、たちまち満員御礼。当時の幸村役・草刈正雄さん、お江(おこう)=忍びの者=役の遥くららさんが来てくれました」と述懐。「今回も草刈さんが、大切な昌幸役を演じてくれていますので感慨無量。100年に1度のチャンスですので、私たちもドラマ、まちの雰囲気を盛り上げたい」と誓った。
NHK和歌山放送局の仲山友章(なかやま・ともあき)副局長は「真田丸の初回放送の平均視聴率は21%、2回目は21・8%で、ネットで『真田丸』(NHK・HP)へのアクセスも多いです。3月に真田ミュージアムがオープンすれば、国内外から観光客が訪れることでしょう」と話し、「6月12日にはNHKのど自慢大会を九度山文化スポーツセンターで開催することに決定しました」と朗報を紹介した。
「手作甲冑(てづくりかっちゅう)紀州九度山真田隊」の面々が並び、梅下隊長が法螺貝(ほらがい)を吹き鳴らして、全員で「エイエイオーッ」と勝鬨(かちどき)を上げた後、岡本町長や仲山副局長らがテープカット。士気高揚、まち繁栄の尽力を誓った。
大河ドラマ「真田丸」パネル展と九度山・真田ミュージアム開館予告展は、1月24日~3月10日(期間中無休)の午前9時~午後5時、道の駅「柿の郷くどやま」体験・研修施設で開催。入場無料。
正面奥には真田の赤備えの甲冑を飾り、真田ミュージアムで上映予定の映像の一部をミニシアターで紹介。「大坂冬の陣配置図」や「真田昌幸宛の石田三成の書状」などを展示。同ミュージアムの見どころなども説明している。
写真(上)は法螺貝(ほらがい)を吹き鳴らす梅下隊長。写真(中)甲冑隊の勝鬨とともにテープカットする岡本町長ら関係者の皆さん。写真(下)は「真田丸と町の盛り上げに全力投球する」と誓う岡本町長=道の駅「柿の郷くどやま」体験・研修施設で。