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焼きいも&ぜんざい振る舞う♪くにぎ広場で歳末感謝
和歌山県橋本市西畑の広域農道・紀の川フルーツラインわきに今春オープンした産直市場「くにぎ広場」は、初めての「歳末感謝デー」の12月27日、約300人のショッピング客にぜんざいや焼きいもを振る舞った。同市場を運営する「くにぎ広場・農産物直売交流施設組合」の岡本進(おかもと・すすむ)組合長は「当店自慢の〝幻の畑ごんぼ〟は人気上昇中。頑張りますので、来年もどうぞよろしく」と笑顔を見せていた。
同市場は4月に開店。木造平屋(約100平方メートル)で、周囲にトイレ(様式で男女各1つと障害者用)、駐車場(20台収容)がある。
8月の「橋本・紀の川サマーボール」に際しては、周辺の広場を「花火見物の場所」に開放。11月は「恋学文(こいかむ)まつり」(畑ごんぼの収穫体験やトーク&レシピなど)を開催。12月には民俗行事「雑事(ぞうじ)のぼり」を再現し、高野山真言宗総本山・金剛峯寺へ〝畑ごんぼ〟を奉納してきた。
この日の「歳末感謝デー」では、同組合員の子供を含む家族が応援。午前9時と午後1時の2回、訪れた市民らが石臼(いしうす)と杵(きね)を使って餅つき。つきたての餅入りのぜんざいを味わい、アルミホイル焼きの焼きいもも振る舞われて、みんな大喜び。
また、店頭には〝畑ごんぼ〟や〝ごんぼ寿司〟をはじめ、新鮮野菜、柿の葉寿司、手作りコンニャクなどが並び、組合員の子供たちが威勢よく「いらっしゃーい」「おいしいですよ」と呼びかけると、「そうかい、わかったよー」と立ち寄った主婦たちも、思わず微笑んでいた。
訪れた平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は「人気の畑ごんぼ、沢山栽培してくださいね」と激励。岡本組合長は「マイカーによる高野山への参拝・観光客には、ぜひ便利なこのフルーツラインを走り、当店に立ち寄ってほしい」と訴えていた。
同店の営業は年内は28日(月)まで。新年は1月8日(金)が「初店」で、午前9時から甘酒接待がある。普段は火曜日が定休。営業時間は午前9時~午後5時。産直市場「くにぎ広場」(電話=0736・33・5288)。
写真(上)はサツマイモを焼く家族連れ。写真(中)は地元の新鮮野菜などが並ぶ産直市場「くにぎ広場」。写真(下)は歳末感謝デーで楽しい雰囲気いっぱいの「くにぎ広場」店頭。