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いざ出陣!九度山駅も赤備え~平成に輝く幸村の里

来年1月から始まるNHK大河ドラマ「真田丸」放映にちなみ、戦国武将・真田幸村ゆかりの紀州・九度山を盛り上げようと、南海電鉄=遠北光彦(あちきた・てるひこ)社長=は、和歌山県九度山町の南海高野線「九度山駅」を〝真田の赤備え〟の彩色で、真田家の家紋入り武家屋敷風に改装し、11月14日、リニューアル完成記念セレモニーを開催した。
九度山駅は大正13年(2009)12月に開業した木造平屋瓦葺のレトロな雰囲気。ホームは「相対式2面2線」で現在は無人駅。今回、駅舎の屋根や柱を茶色、壁面をベージュ色に塗装。入口の上部と両サイドに真田家の家紋「結び雁金(かりがね)」や「六文銭」を黒く染め抜いた真っ赤な陣幕を掲げた。ホームの天井部分も同様の垂れ幕で飾り、柱は真っ赤に塗装して家紋を入れた。長座布団(ながざぶとん)も赤備えに統一している。
この日、夜来の雨も上がり、同駅前に南海電鉄や地元関係者ら約50人が参集。南海電鉄取締役の阪田茂(さかた・しげる)営業推進室室長は「真田家は武田軍団の最強部隊の〝赤備え〟を受け継いだ。当電鉄は明治18年の創業で130周年に当たり、安全安心の輸送に心掛けて、まちを盛り上げたい」と主催者挨拶。
来賓の岡本章(おかもと・あきら)町長は「大河ドラマ・真田丸は、100年に1度の町発展のチャンス。本日も収穫祭を開くなど〝九度山ここにあり〟というところを見せたい」と口を引き締め、和歌山県商工観光労働部の藤本陽司(ふじもと・ようじ)部長も「来年の和歌山観光は〝真田丸〟が目玉で、現在、さまざまな企画立案に努力しています」と挨拶した。
この後、鎧兜(よろいかぶと)に身を固めた九度山真田甲冑(かっちゅう)隊=梅下修平(うめした・しゅうへい)隊長=によるホラ貝、鉄砲の発射音を合図に、岡本町長らは「真田いこい茶屋」花娘の西畑操(にしはた・みさお)さんや、九度山駅長を兼務する守道利一郎(もりみち・りいちろう)橋本駅長らと共にテープカット。九度山町文化観光大使「ゆっきー」や「真田丸」くどやま推進事業キャラクター「ゆきむらさま」も加わって、華やかに駅舎のリニューアル完成を祝った。
式典の後、今月1日から運行している極楽橋発・難波行き「真田赤備え列車」(4両編成)が同駅に到着し、全員、ホームで送迎。さらに「真田赤備え列車」と同じ仕様の「真田赤備えバス」も登場。同日から毎週土曜、日曜、祝日を中心に、九度山駅~町役場~真田庵~道の駅「柿の郷くどやま」間を運行する。料金は小学生50円、中学生以上100円。歩行が多少困難な観光客に喜ばれそう。
同電鉄総務部の松崎彰宏(まつざき・あきひろ)課長補佐は、多くの報道陣を前に「高野山開創1200年の今年、高野花鉄道『天空』などとともに、『真田赤備え列車』も人気上昇中です。九度山駅の赤備えは、真田丸の放映期間中、続ける予定で、今は無人駅ですが、観光客の増え方次第で、有人駅に戻すことになります」と話していた。
写真(上)は九度山駅のリニューアル完成をテープカットで祝う岡本・九度山町長ら関係者。写真(中)は九度山駅に到着した「真田赤備え列車」を送迎する岡本町長ら関係者。写真(下)は=式典に出席した関係者=後ろは運行を開始する「真田赤備えバス」。

更新日:2015年11月15日 日曜日 00:09

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