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松源・橋本林間店♪待望のオープン~暮らし明るく

スーパーマーケットが撤退して多くの市民が不便をかこっていた新興住宅地、和歌山県橋本市三石台の南海高野線・林間田園都市駅前で、10月6日、スーパー松源・橋本林間店が新築オープンした。テープカットで市民待望の開店を祝った橋本市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は「これで北部地域の市民は、生鮮食料品や日用雑貨などの買い物が楽しめ、暮らしやすくなる」と謝辞を述べた。
林間田園都市駅の周辺には、大阪の巨大ベッドタウンとして、三石台、城山台、小峰台など、多くの新興住宅地が広がり、人口は10000人を超えるという。今は官公庁や会社・商店に勤めていた〝団塊の世代〟も退職して高齢化が進み、遠方への買い物も簡単にはできなくなっている。
ところが、同駅前のスーパーマーケットが昨年8月に撤退。市民は仕方なくマイカーや電車に乗って、橋本駅周辺の大型店などに買い物に出かけることに。そこで松源は消費者の難儀な気持ちをくみとり、昨年10月から生鮮食料品などを届ける「移動販売」を実施。さらに市民の希望に応えて、橋本林間店の新築オープンに踏み切ったという。
橋本林間店は約1万1000平方メートルの敷地に鉄骨平屋建ての店舗(約3300平方メートル)を建設。そのうち、松源の店舗面積は約1000平方メートルで、他には「サンドラッグ」や100円ショップ「セリア」、「クリーニング・ルビー」「花工房なだ」「紀陽銀行」「JAキャッシュサービス」が出店。営業時間は午前9時~午後9時で、駐車場スペースは110台分、駐輪場は50台分となっている。
オープン初日は、車も客もたちまち満員の、溢れかえるような盛況ぶりで、近くのマンションに住むご高齢の主婦は「20数年前、ここには大型店も学校も、生活に大切なものがそろっているので、素晴らしい生活空間と思って住みました。でも、肝心のスーパー撤退後は〝えらいことになってきた〟と不安になりましたが、きょうは松源さんのお陰で久々に幸せです」と声を弾ませる。
平木市長は「林間田園都市駅前の大型店は、北部地域の市民の暮らしを支える拠点です。消費者の生活に配慮しての、松源さんの新築オープンには、市民とともに感謝しています」と喜んでいた。
写真は10月6日、新築オープンしたスーパー松源・橋本林間店。


更新日:2015年10月7日 水曜日 00:00

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