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橋本バイパス4車線化~23日全線完成・供用開始
大阪方面から世界遺産・高野山へ通じる表玄関ルート、和歌山県橋本市の国道371号「橋本バイパス」は、近く全線4車線化が完了し、9月23日(水)午後3時から供用開始される。同バイパスが昨年6月、暫定2車線で開通して以来、1年3か月ぶりの全線4車線化で、とくに橋本市民は供用開始を心待ちにしている。
「橋本バイパス」は、橋本市東家(京奈和自動車道・橋本IC)~橋本市三石台(市道・慶賀野・垂井線)間約3キロのコース。
全線4車線(両側に自転車道・歩道付き)計画で、昨年6月16日、暫定2車線が開通後、4車線化工事が進められてきた。
9月9日深夜には、南海高野線・御幸辻駅付近から、西側の住宅地側へ同バイパスを渡る「横断歩道橋」の架設・突貫工事を、資材保管・運用しやすい2車線のうちに実施。今回、最後に2車線で残った御幸辻駅西側の約300メートル間を4車線化。杉村公園の入り口道路も舗装され、登りやすくなっている。
一方、平成26年度に事業化された大阪・和歌山の両府県間を貫く、国道371号・新紀見トンネル(仮称=上下各1車線、長さ約2・1キロ)の新設工事は、27年度末に着工する予定で、5年後の完成を目指している。
写真(上)は4車線開通を間近に控えた御幸辻駅西側を走る橋本バイパス。写真(中)は突貫工事で架設された御幸辻西側の横断歩道橋=フォトライター・北森久雄さん撮影。写真(下)は4車線化が推進された橋本バイパス=背景は三石台。
更新日:2015年9月14日 月曜日 00:00