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甘~い温室・新秋柿♪収穫本番~プレミア和歌山だよ

全国唯一の温室・富有柿(ふゆうがき)を栽培している和歌山県かつらぎ町笠田東817の5の「まるしげ農園」=辻重光(つじ・しげみつ)園長(49)=のビニールハウスで、プレミア和歌山認定の富有柿「温室 新秋柿(しんしゅうがき)」の収穫・販売が本番を迎えた。辻園長は「今年は猛暑と少雨により、色づきが遅れましたが、味は驚くほど甘く上々の出来栄えです」と、胸を叩いている。
柿の温室栽培は、同町内の果実農家が、かつて全国で初めて実践した。当初は「西村早生(にしむらわせ)」だったが、今は「刀根早生(とねわせ)」を中心に栽培。全国的に人気を集めている。
そんな中、辻園長の父は平成5年頃、それまでだれも取り組んでこなかった〝富有柿の温室栽培〟を試験的に実施したが、残念ながら2年後に病没した。辻園長は、父から聴いた「これは真っ先に味わえる秋の味。かならず皆さんに喜ばれる」という遺言を胸に、父の試験栽培をしっかり受け継ぎ、平成13年頃には富有柿のハウス栽培に成功。やっと商品化にこぎつけた。
平成16年には、農産物加工・直売所「まるしげ農園」を創業。今では「温室 新秋柿」は和歌山県から「プレミア和歌山」と認定され、ビニールハウス2棟(計約1000平方メートル)で、8月下旬~10月上旬の1シーズン中、約2トンを収穫。大阪、東京の卸売市場や、インターネット「ふるさと和歌山わいわい市場」を通じて販売。柿やスモモ、ミカン、ハッサクなども栽培・加工していて、柿チップやスモモジャム、あんぽ柿などの御菓子類も販売している。
初秋、真っ先に「秋」を味わえる温室・富有柿。ふつう糖度は15、6度だが、この温室・新秋柿は完熟すると20度を超える甘さ。但し、温室栽培だけに値段は1箱(10個入り)5000円(税別)となっている。
辻さんは「ビニール代や燃料費が高騰しているので、温室栽培は経済的に大変ですが、父が教えてくれたように、新秋柿を心待ちにしてくれる方々も多いので頑張っています」と説明。「新秋柿は素晴らしく甘いので、渋茶を飲みながら、じっくり味わう方々もおられます」と話していた。
「まるしげ農園」は、電話・FAX=0736・22・1241。定休日は毎週火曜日。
写真(上、中)はビニールハウス内で綺麗に色づいた新秋柿。写真(下)は箱に収められた10個入り新秋柿。

更新日:2015年9月3日 木曜日 01:35

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