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台風!油断大敵~橋本市域に大雨・洪水・暴風警報
近畿地方に接近中の台風19号の影響で、和歌山県橋本・伊都地方は、断続的に風雨が強まり、10月13日午後2時現在、和歌山県と和歌山地方気象台は、橋本市域に大雨・洪水・暴風警報と、雷注意報を出して、安全対策を呼び掛けている。
これに伴い、橋本市は警戒体制をとり、紀の川や支流の大谷川、橋本川、市脇川などの水位や山間部の土砂災害を警戒、情報収集に努めている。
同市防災推進室では「13日夕方から雨が強くなり、夜遅くには強風と大雨になる恐れがある」として、防災無線などを通じ、「外出を控え、竜巻など今後の気象情報に、十分注意してください」と呼び掛けている。
橋本市域では正午頃から、国城山系の山々が雨雲に覆われ、雨が降り始め、風も強まってきて、市街地はだんだん薄暗くなった。紀の川の水量は、普段通りの流れだが、今後、間違いなく増水が予想され、急な山斜面での土砂崩れも心配される。
市内のスーパーマーケットでは、大勢の主婦らが、必死で食料品などを買いだめ。袋いっぱいの品々を重そうに抱え、「これで大丈夫」と呟いていた。
写真(上)は風雨が強まってきた橋本市の紀の川流域の市街地の風景。写真(中)は国城山系の山々が雨雲に霞み、ススキの群れが風にさらされる紀の川の河畔。写真(下)は風雨が強まる橋本市役所や橋本商工会館周辺の町なみ。
更新日:2014年10月13日 月曜日 14:00