ニュース & 話題

台風接近!でも〝担ぎ屋台〟威勢よく~隅田八幡神社

台風18号の接近で時折小雨が降る中、鎌倉時代の放生会(ほうじょうえ=殺生を戒める宗教行事)を起源とする、和歌山県橋本市隅田町垂井の隅田八幡神社の秋祭り(本宮)が、10月5日、同神社境内などで、無事に堂々と行われた。
午前は、寺本嘉幸(てらもと・よしゆき)宮司ら神官による祭典があり、午後は中島区の御神輿(おみこし)1基が境内でお練り。これに続いて、待機中の中道、河瀬、霜草、中下の4区の〝担ぎ屋台(かつぎだんじり)〟が1基ずつお練り。
揃いのハッピ姿の若衆が、担ぎ屋台の太い棒を、笛太鼓のリズムに合わせて、「えらいやっちゃ、負けんなよ」という掛け声とともに、威勢よく担ぎまくると、武士やお姫さま姿などの繍(ししゅう)入りの羅紗(らしゃ)や、縮緬(ちりめん)の幕で覆われ、松竹梅で飾られた屋台が大きく揺れた。
この後「御神輿渡御(おみこしとぎょ)」(和歌山県無形民俗文化財)が始まり、担ぎ屋台が先導。御神輿や天狗、獅子、氏子総代らの行列が、時代絵巻さながらに、御旅所(おたびどころ=隅田中学校グラウンド)まで練り歩く。さらに〝神幸祭〟の後、御神輿を中心に4基の担ぎ屋台が、激しくお練(ねり)を披露した。

橋本・伊都地方はもちろん、近府県からも訪れた参拝・観光客らは、その絢爛豪華さと、若衆の威勢の良さに感動。同神社の寺本佳文(てらもと・よしふみ)禰宜(ねぎ)は「なんとか天気が持ちこたえてくれたので、楽しい秋祭りになりました」と安堵していた。

一方、3日と4日の宵宮当日は、地元で稚児行列などが行われ、担ぎ屋台と曳行地車の各1台の「宝だんじり」が、地元の町を練り歩いたり、すみだこども園のグラウンドで、子供たちが地車の綱を引いたり。平成9年(1997)に新興住宅地などの、地車のない地域のために「宝だんじり」を立ち上げた中西修(なかにし・おさむ)さんは、子供たちから感謝の花束を贈られて大喜びだった。

写真(上)は隅田八幡神社の境内を練り歩く絢爛豪華な担ぎ屋台。写真(中)は担ぎ屋台の太鼓を打つ大人や、その後に続いて横笛を吹く子供たち。写真(下)は神社参道を行く担ぎ屋台と人の波。

更新日:2014年10月6日 月曜日 00:00

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事