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さぁ橋本秋祭り♪地車試験曳き~10、11日本番

美しい山河とまちを舞台にした地車(だんじり)の本場、和歌山県橋本市の秋祭りを控えて、9月27日、同市内各所で地車の試験曳(しけんび)きが行われ、秋天に鉦・太鼓や笛の音、威勢のいい若衆の掛け声が響き渡った。
この日、同市古佐田区では、新規購入して3年前の秋祭りに初登場した大阪の堺・岸和田〝折衷(せっちゅう)型地車〟を試験曳行(えいこう)した。
この地車は、大屋根廻りに「雄略(ゆうりゃく)天皇が葛城山で大猪(おおいのしし)を蹴(け)殺す」光景、小屋根廻りには「楠木正行(くすのき・まさつら)が吉野山・如意輪堂(にょいりんどう)に辞世の句を刻む」姿が浮き彫りされた総ケヤキ製。
黒字に白字で「古佐田」と染め抜いたハッピ姿の若衆約80人が、鎌倉大将軍社(かまくらだいしょうぐんしゃ)近くの地車小屋に勢ぞろい。
全員で準備運動や地車の制御点検をした後、掛け声も勇ましく出発。JR・南海橋本駅の駅前大通り・古東橋~紀の川北岸堤防~市役所前~橋本駅のコースを練り歩いた。
大工方が大屋根でリード、笛太鼓、鉦の音が絡み合い、勇壮に進むと、紀の川沿いの料理旅館の2階の窓から「すてき!」「本番も頑張って!」などと、声援が送られていた。
今年は主に地車約10基が曳航される相賀大神社、相賀八幡神社、牛頭天王社の秋祭りと、伝統の担ぎ屋台(かつぎだそんじり)を練り歩く隅田八幡神社の秋祭りが、いずれも10月10日(土)に宵宮、同11日(日)に本宮が営まれる。紀の川南側の学文路天満宮の秋祭りは、10月24日(土)が宵宮、同25日(日)が本宮で、3地区の地車が曳航されることになっている。
橋本市観光協会の畑野富雄(はたの・とみお)会長は「大阪から近い自然豊かなまちで、秋祭りも隅田八幡神社の〝担ぎ屋台〟など、日本の原風景が今も生きています。連れもて楽しんでください」と呼びかけている。

更新日:2015年9月28日 月曜日 00:00

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