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車も歩行者も爽快♪~国道「橋本バイパス」開通
大阪方面から世界遺産・高野山へ通じる表玄関ルート、和歌山県橋本市の国道371号「橋本バイパス」は、6月16日、予定通り供用開始された。さっそく沢山の車両が往来し、2グループ35人の市民が歩道の〝通り初め〟を楽しんだ。
この日、供用開始された「橋本バイパス」は、橋本市東家(京奈和自動車道・橋本IC)~橋本市三石台(市道・慶賀野・垂井線)間約3キロのコース。全線4車線計画だが、とりあえず暫定2車線が開通。バイパス両側には自転車道・歩道を設けている。
午後3時、和歌山県警・橋本署のパトカーが、バイパス両端の東家、三石台から出発。これに〝通り初め〟希望車両が続いた。また、同市三石台のふれあいサロン「歩み会」=西本キヨ子(にしもと・きよこ)会長=の20人と、老人会の中の「歩こう会」=武美樹子(たけ・みきこ)会長=の15人が、それぞれ三石台側から出発、夏帽子、日傘、軽装姿で〝歩き初め〟をした。
ドライバーらは「早く4車線にしてほしいが、たとえ2車線でも、これまでよりはるかに便利になった」と大喜びで、沿道住民も「これまでのように遠回りしなくて済むし、信号待ちも少ない。燃費も、時間的ロスも、1年で換算したら、とてもうれしい話…」とにこにこ。
〝歩き初め〟をした西本会長と武会長は、「歩道は幅が広く、高台からの景色も抜群です。高齢者でもゆったり歩けるので、開通は素晴らしいことです」と話していた。
写真(上)は供用開始された「橋本バイパス」でパトカーを先頭に東家方面から三石台方面に走る車の列。写真(中)は「橋本バイパス」の歩道を〝歩き初め〟する三石台の一行。写真(下)はすいすい走れるようになっ京奈和道・橋本IC付近の国道371号「橋本バイパス」付近。