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念願の信号機できた!~でも要注意~京奈和の側道

和歌山県橋本市北馬場の京奈和自動車道の側道(そくどう=市道北馬場~東家線)交差点に新しい信号機(押しボタン式)が設置された。同交差点は、中学・高校生の通学路で、北馬場区(小林一也区長)が「側道はスピードを出す車が多くて危険」と昨年、市を通じて国交省に信号機設置を要望。その希望が実り、住民らは「先ずは一安心」と、胸をなでおろしている。
同側道は平成24年末、和歌山県立橋本体育館の南約100メートル付近~京奈和自動車道・橋本インター間が完成。紀の川にそそぐ橋本川や国道371号、南海高野線を一気にまたぎ、スピードを出す車も多い。
北馬場・交差点は通学路で、上を京奈和道が走るコンクリート製の〝トンネル状〟になっていて、県立古佐田丘学・橋本高校に通う生徒や、付近で遊ぶ小学生たちが、徒歩や自転車で横断していて、危険性がいっぱい。北馬場区は、側道が完成する前から、信号機の設置を要望していた。
今年1月末には、側道のうち未完成だった隅田町内の800メートル間が完成し、同側道の橋本東インター~高野口町名倉間9・7キロが全線開通。このため、通行量とともに、交通事故の危険性も心配されていた。
今回、信号機が設置されたことで、同交差点では歩行者もドライバーも、目を見開いて渡るようになり、かなり安全性を確保できた。ただ、側道を横断する場合、〝コンクリートのトンネル〟をくぐらなければならないため、見通しは至って悪い。区民らは「この交差点では、やはり双方の注意義務が大切。信号機だけに頼らないでほしい」と呼びかけている。
写真(上、下)は信号機が設置された京奈和道の側道・交差点=橋本市北馬場で。写真(中)は側道と交差する中学・高校生の通学路=上は京奈和自動車道。


更新日:2014年3月21日 金曜日 01:10

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