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京奈和道「紀北東道路」が開通~龍門山や桜美しく

紀の川筋の住民待望の京奈和自動車道「紀北東道路」紀北かつらぎIC(和歌山県かつらぎ町大谷)~紀の川IC(同県紀の川市神領=じんりょう)12・9キロ間の開通式が、3月30日、紀の川ICで行われた。午後3時に供用が開始されると、紀北かつらぎICや紀の川IC付近で待ち構えていた車の列が、双方東西に向かって走行、「通り初め」の喜びをかみしめた。
開通式は国交省近畿地方整備局、和歌山県、紀の川市、かつらぎ町が共催。激しい風雨の中、関係者約300人が集まり、午前10時からテント内で行われ、池内孝司・近畿地方整備局長が式辞、仁坂吉伸・和歌山県知事が挨拶。第二阪和道・京奈和自動車道・太平洋新国土軸建設促進議員連盟の門三佐博(かど・みさひろ)会長の発声で万歳三唱し、テープカットや「通り初め」で開通を祝った。
供用が開始されると、紀の川IC付近では、道路わきに待機していた車、車、車が一斉にICへ移動。たちまち長い車の行列ができて、そのまま京奈和道へ進行。ドライバーらは行楽気分で、断続的に降る雨の中、60キロ程度のスピードで東進した。
右には龍門山、左には桜満開の桜池が見え、西国3番札所・粉河寺(こかわでら)のある町や、江戸時代の名医・華岡青洲(はなおか・せいしゅう)の里を通り過ぎる。信号機がないので、あっという間に〝フルーツ王国〟かつらぎ町についた。
これで、平成24年(2012)4月に開通した高野口IC~紀北かつらぎIC間を含めて「紀北東道路」(計16・9キロ)は、暫定2車線で全線開通。奈良県五條市~橋本市~紀の川市間の移動時間が大幅に短縮される。
紀の川ICから和歌山市の阪和自動車道に接続する和歌山JCT(ジャンクション=仮称)間の「紀北西道路」(12・2キロ)も、平成27年度中の完成が予定されている。
門会長は「念願の紀北東道路が、暫定2車線で開通し、喜びにたえない。今後は1日も早く、紀北西道路の完成をお願いしたい」と希望を述べた。橋本商工会議所会頭で橋本市観光協会の畑野富雄(はたの・とみお)会長は「大災害の際、命を守る幹線道路であり、農林・商業・観光の重要ルートでもある。多くの方々に来ていただくためには、橋本を魅力あるまちにしなければ」と話した。
写真(上)は紀の川ICから橋本方面へ向かう車の列。写真(中)は紀州富士(龍門山)をバックに手前は満開の桜、その向こうは広域農道、さらに向こうは京奈和自動車道。写真(下)は開通直後の京奈和道を東西に往来する車。

更新日:2014年3月31日 月曜日 00:01

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