ニュース & 話題

珍蝶・ホシミスジ、橋本で生息!~石井さん撮影

喋々(ちょうちょう)の写真を撮りづけている和歌山県橋本市隅田町の愛喋家・石井侃(あきら)さん(69)は、このほど地元の隅田稲荷神社境内で、橋本市内では珍しい蝶々「ホシミスジ」を発見、愛用のカメラで写真撮影した。石井さんは「神社境内に5年程前、ユキヤナギを植栽し、その時、ホシミスジの卵か幼虫が付着していたのでしょう」と推定、ホシミスジの生息を喜んでいる。
ホシミスジは、後翅(あとはね)の裏側に3つの星のような黒斑(こくはん)があり、前翅の表側に白い3本の線模様があるので、ホシミスジと命名。ホシミスジの食草は、ユキヤナギやシモツケ、コデマリなどで、本州、四国、九州と広範囲に分布。生息環境は露岩地や林、公園など。橋本市内では、見られなかったという。
ところが9月7日朝、隅田八幡神社の北側にある丸高稲荷神社境内で、ホシミスジが飛んでいるところを発見。翌朝、カメラを持って稲荷神社に行き、改めてホシミスジに出会うことが出来た。緑葉にとまったホシミスジにそっと近づき、撮影に成功した。
このホシミスジは、両翅の開長が約5センチ。とても素敵なホシとミスジ模様が出ている。石井さんは「大阪府内の公園では約20年前、ユキヤナギなどが植栽され、その後、ホシミスジが確認されています。丸高稲荷神社でも、5年程前にユキヤナギやコデマリなどが植栽され、そこに卵か幼虫が付着していたものと思います」と話した。
石井さんは、小学校5年生の頃から、昆虫採集に夢中になり、20歳頃まで県内外の野山を駆け巡り、採集を続けた。自営業が忙しくて、長らく昆虫採集は途絶えていたが、12年前に復活。今は採集はせず、ひたすら写真撮影に徹し、その数は、国内で約250種類にのぼる。
10年前にはホームページ「和歌山県橋本市の蝶」を立ち上げ、写真紹介している。また、隅田門前交流館には、昔集めた蝶々や、カブトムシ、クワガタムシなどの昆虫を展示。子供たちが見学に訪れている。
石井さんは「珍しいホシミスジが橋本市内でも見られるようになり、植物に害を与えることもないようなので、私のような愛蝶家にとっては、うれしい限りです。できたら公園などに、ユキヤナギなどの食草を植えて、蝶々の生息環境を整えてやってほしい」と、笑顔で話していた。
写真(上、中)は石井さんが丸高稲荷神社で撮影したホシミスジ。写真(下)は隅田門前交流館に展示された蝶々やクワガタムシなどと石井さん。

更新日:2013年10月2日 水曜日 01:19

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事