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和太鼓や劇〝秋祭り〟にぎやかに…高齢者介護施設
和歌山県橋本市隅田町の特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」(堀畑光久理事長)で、このほど2日間にわたって「秋祭り~2013」が開かれ、和太鼓やダンス、創作劇などを披露して、入所者やその家族ら計約400人が、秋本番を楽しんだ。
台風一過の8月16日、ひかり苑前では、〝紀の川太鼓〟の奏者約20人が、豪快なバチさばきを見せて、周辺の山々に和太鼓の音がとどろくと、お年寄りらは、その迫力に驚きながらも、心を浮き浮きさせた。
施設内の地域交流センターでは〝ダンスリサイティー・マナ〟の女性たちが、素敵なダンスを披露。また、女性介護士がピアノ演奏しながら歌うと、マイクを回された高齢者たちも、一緒に口ずさんだ。
さらに女性介護士ら6人が、創作劇「桃太郎」を上演。桃太郎と家来のサルやクマ(イヌとキジの代役)が、鬼ヶ島で2匹の鬼を見事退治すると、お年寄りらは「でかした、でかした」と大喜び。
催しの途中では、施設の運動会や七夕まつりなど、お年寄りを中心とした〝四季の写真〟をスクリーンに上映して家族に紹介。また、素人集団・橋本ちんどん笑会の〝チンドン屋〟が、にぎやかな鳴り物入りで登場して、祭りムードを盛り上げた。
堀畑理事長は「台風も無事去って、楽しい秋祭りが出来ました。入所やショートステイ、ディサービスの皆さんには、これからも楽しい日々を過ごしていただきたい」と話した。
写真(上)はチンドン屋も登場した「ひかり苑・天佳苑」の秋祭り。写真(中)は創作劇「桃太郎」を演じた女性介護士たち。写真(下)はお年寄りに元気を贈った〝紀の川太鼓〟の面々=写真は「ひかり苑・天佳苑」提供。
更新日:2013年9月22日 日曜日 09:50