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ジャンボタケノコ収穫〜高齢者ら〝おむすび〟堪能

和歌山県橋本市隅田町の丘陵地に建つ県内最大級の特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」は、その創設時に丘陵地に植栽した孟宗竹が広大に繁殖し、今春も見事なタケノコの初物を、入所者全員に提供し、お年寄りらは「これはうまい」と大喜びだった。
社会福祉法人・光誠会(堀畑光久理事長)は、平成8年(1996)に「ひかり苑」を創設した際、九州から格別立派な孟宗竹4本を取り寄せ、丘陵地の東斜面に間隔を置いて植えた。それが17年後の現在、約2500平方メートルの広大な竹藪を形成し、毎春、タケノコが土をけ破ってくる。
今年の初物は、例年より1週間ほど早く、4月8日に収穫。大きさは直径15〜20センチ、背丈約35センチもある〝ジャンボ・タケノコ〟。同施設では翌日、入所者約200人の食卓に〝タケノコご飯のおむすび〟をつくって提供。お年寄りらは、口を大きく開けて頬張り、「うまい、うまい」を連発、初物の味覚を堪能した。
このタケノコは4月末まで収穫でき、同施設ではシーズン中に計3回、お年寄りに提供する予定。あとは来園者や職員らが持ち帰り、自宅で食べたり、ご近所にあげたりしている。堀畑理事長は「入所されているお年寄りには、春はタケノコご飯、秋は栗ご飯をつくり、初物を食べていただいています。皆さん、山の幸の力を賜りながら、いつまでも元気でいてほしいです」と話した。
写真(上、中)は「ひかり苑・天佳苑」の丘陵地で穫れたジャンボ・タケノコの初物。写真はおいしそうな〝タケノコご飯のおむすび〟。


更新日:2013年4月20日 土曜日 21:24

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