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前川潔さん!今度は「真夏の夜の夢」に出演

会社を退職後、役者に変身した和歌山県橋本市城山台の前川潔(まえかわ・きよし)さん(64)が、3月23日(土)、和歌山市の和歌山市民会館で開かれる演劇大学公演「真夏の夜の夢」(W・シェイクスピア原作)に主演女性の父親役として出演する。前川さんはわざわざ父親役としての口髭をはやし、「精一杯演じますので、ぜひご覧ください」とアピールしている。
この演劇大学公演は、文化庁の「優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業」の一環で、和歌山市や和歌山市文化スポーツ振興財団などが主催する。構成・演出は加納朋之さん(文学座)、制作は佐藤尚子さん(青年劇場)で、公募で選ばれた前川さんら33人が、加納さんや佐藤さんの指導で、すでに数十回にわたる厳しい稽古を重ねている。
「真夏の夜の夢」は、妖精たちが支配する森の中で、駆け落ちしてきた恋人たちや貴族、妖精、職人たちが、大騒動を繰り広げるロマンチック・コメディー。前川さんはヒーローの娘ハーシャの父・イージーアス役を演じる。
前川さんは、大手電器会社を退職後の平成21年(2009)、ボランティア活動を勉強。高齢者福祉施設などで、紙芝居を上演し、高齢者とともに童謡、青春歌謡などを歌うなど、ボランティア活動を実践してきた。
一昨年8月には「新屋英子一座2011演劇公演 「天翔(かけ)る紅い鳥」で〝民衆の長老役〟として登場。その歯切れの良さ、弾むような身のこなしが、観客から喝采を浴び、その後、主に大阪で精力的に演劇活動を続けている。
当日は、和歌山市民会館小ホール上演。昼の部=午後2時、当日夜の部=6時半開演(開場は開演30分前)。全席自由。観劇料は一般1000円、小中高生500円(当日=各200円増)。問い合わせは和歌山市民会館内・和歌山市芸術創造発信フェスティバル実行委員会「演劇大学」係(電話073・432・1212)。
写真(上)は「橋本・伊都地方からも来場を」と演劇のポスターを披露する前川さん。写真(中、下)は「真夏の夜の夢」のポスターと、そこに描かれた森の妖精のイラスト。


更新日:2013年2月5日 火曜日 22:06

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