ニュース & 話題

居酒屋に〝名力士手形の額縁〟…ファン大喜び

昭和時代後期に活躍した元横綱・大乃国や元大関・小錦ら4人と行司1人の〝名力士手形の額縁〟が、このほど和歌山県橋本市橋本1丁目7の10、居酒屋「平野屋」(平野佳重さん経営)に掲げられ、「おおこれは!」「懐かしい…」などと酔客を喜ばせている。
額縁には、向って右から元大関・朝潮、元横綱・大乃国の手形、当時の行司・式守伊之助の「魂」という揮毫、元大関・北斗海、元大関・小錦の手形が押されている。何しろ昭和時代の土俵て、名勝負を繰り広げた関取の手形だけに、その一つ一つから、凄まじい闘魂を感じさせる。
平野さんの話では、病院・調理師を務めている長男の上司が、大阪府富田林市の中村部屋(元関脇・富士櫻)の後援会長だったことから、平成4年(1992)1月、主人とともに同部屋に招待され、相撲の稽古を見物、ちゃんこ鍋をご馳走になった。
そこで、平野さんも同年3月、同部屋の力士8人を招待して、お好み焼きなど鉄板焼き料理を振舞ったところ、今度は後援会長から「祝・店舗改装」の気持ちを込めて、この〝名力士手形の額縁〟が寄贈され、さっそく店のカウンターの前に掲示していた。
ところが平成15年(2003)、旧店舗は市街地再開発工事のため撤去され、今の仮設店舗に移転。〝名力士手形の額縁〟は、倉庫に保管したままになっていた。
それでも、来年末には元の場所に居宅を新築して戻り、今の仮設店舗は撤去し、居酒屋は開かない予定。「せっかくの思い出の額縁であり、今のうちにお客に見てもらおう」と、掲げることにしたという。
同店には、大相撲ファンも多く、この〝名力士手形の額縁〟を掲げたことで、団塊の世代には懐かしい〝栃若時代〟〝柏鵬時代〟〝若貴時代〟などの名勝負話に花が咲き、平野さんは「お客さんが、仲良く話し合っていることが、一番うれしい」と、人懐っこく笑った。
写真(上)は居酒屋「平野屋」の玄関上に掲げられた〝力士手形の額縁〟と平野さん(中央)。写真(中)はかつて「平野屋」で鉄板焼きを味わった中村部屋の力士たち。写真(下)は平野屋玄関上に掲げた〝力士手形の額縁〟。

更新日:2012年11月29日 木曜日 13:15

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事