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ミカン狩りの園児ら歓声~橋本の高井さんの畑

和歌山県橋本市原田の橋本市立橋本東保育園(前谷明子園長)の園児24人は、11月5日、近所の高井喜彦さんの温州ミカン山で、初めて〝ミカン狩り〟を楽しんだ。
地元のふれあいサロン「ゆうの会」(山下和江・藤谷節代・代表)が企画。「子どもたちの、ふるさと体験に」と頼まれた高井さんが、「よろこんで」と快諾し、実現した。
この日、27本の木々が色づいたミカン山(約600平方メートル)に、同保育園の4歳児10人と5歳児14人が集合。高井さんや「ゆうの会」会員約30人に教わりながら、ハサミを使ってミカンを摘み取った。
カゴはミカンで山盛りになり、園児らは早速、それぞれ皮をむいて、果肉を頬張りながら、「うまい」「甘酸っぱい」などと歓声を上げ、顔を見合わせていた。
前谷園長は「当園には60人の園児がいるので、この子たちには、約10個ずつ土産に持って帰ってもらい、あとは園内全員でいただきます」と話し、高井さんは「こんなに喜んでもらえるのなら、もっと早くから〝ミカン狩り〟をしてもらうべきでした。来年もぜひ来て下さい」と、子どもたちを眺めていた。
なお、「ゆうの会」(会員55人)は普段、食事会やグランドゴルフで交流。正月には空き缶や古紙を収集・換金してもち米90キログラムを購入し、原田区民会館で餅つきをしたうえ、同保育園にプレゼントしている。
写真(上)は高井さんの指導で〝ミカン狩り〟を楽しむ園児たち。写真(中)は「カゴにいっぱいとれた」と自慢する園児たち。写真(下)はとれとれのミカンを早速味わう園児たち。


更新日:2012年11月5日 月曜日 13:22

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