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〝白い野アザミ〟見ぃつーけた…国城山の里道

和歌山県橋本市西畑の国城山中腹にある「石窯と囲炉裏とオープンカフェ~木間暮(きまぐれ)」(素和治男さん経営)わきの里道で、1株の「白色野薊(しろいろのあざみ)が咲き誇り、訪れる観光・食事客らを喜ばせている。
この「白色野薊」は5月13日現在、茎の高さ約50センチで、その先端部分に直径約3センチの純白の花1輪が咲いて、下方に5つの蕾(つぼみ)が、膨らみ始めている。また、近くでは普通の5株の野薊が繁殖していて、10数輪の淡紫色の花を咲かせ、それぞれ沢山の蕾をつけている。
アザミはキク科アザミ属の多年草で、花は一般的に淡紫色だが、遺伝子の突然変異により、〝真っ白い命〟に生まれることがあるという。
「木間暮」は国城山の中腹(標高約300メートル)にあり、観光・食事客は、橋本・伊都地方の町並みや、四季の紀ノ川の見晴らし、ピザや洋食の味を求めてくるが、今は、それに加え、「白色野薊」に出会えて大喜び。
素和さんは麓(ふもと)の元・学文路郵便局長で、定年退職後、〝特技〟を生かし、同店を開店。この日、孫のひかりちゃん(4歳)、こころちゃん(1歳)にも、この珍しいアザミを見せながら、にこにことあやしていた。
写真(上)は、白色野薊を愛でるひかりちゃん。写真(中)は普通の淡紫色の野薊の向こうで白色野薊を囲む素和さんら。写真(下)は白色野薊と淡紫色の野薊が咲いている里道。


更新日:2012年5月14日 月曜日 00:23

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