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ほんのり〝蓮茶〟香ります~観光協の職員が探訪

    蓮茶の香りと味覚をあじわう櫻井さん(左)と村上さん(右)
    蓮茶の香りと味覚をあじわう櫻井さん(左)と村上さん(右)
    蓮茶の香りと味覚をあじわう櫻井さん(左)と村上さん(右)
    蓮茶にする蓮のつぼみを摘み取る櫻井さん
    蓮のつぼみに白湯を注ぎ込む櫻井さん
    蓮のつぼみに白湯を注ぎ込む櫻井さん

和歌山県橋本市観光協会の村上妙美さんは、7月26日、100種類、100桶(おけ)、100株の蓮(はす)を栽培している、同市隅田町芋生、会社員櫻井優さん方を訪れ、珍しい「蓮(はす)茶」の香りと、味覚を体験した。JR南海橋本駅前の「はしもと広域観光案内所」で、観光客の応対につとめている村上さんは、「これで〝蓮茶〟については、私の体験談を紹介できそう」と、自信を深めた様子だった。
この日、優さんが会社勤めで留守だったため、母の玲子さんが〝蓮茶〟の〝お点前〟をしてくれた。自宅の庭で、桶(おけ)を並べて栽培している蓮の中から、まさに咲く寸前の、「眉愁(びしゅう)」(ピンク)と、「白君子小蓮(しろくんししょうれん)」(純白)という、2種類のつぼみを、思い切ってハサミで摘み取る。
この後、花の底の部分に、爪楊枝(つまようじ)で2つの穴をあけ、茶器に生けるように据える。花びらを少し開けて、摂氏50度前後の白湯(さゆ)を、ゆっくりと花台のある中心部に注ぎ込み、しばらくして、湯呑み茶碗に移していく。
村上さんは慎重に鼻を近づけながら、味わった後、「ほんのりとしたいい香りがするし、淡くておいしい味がします」と、にっこり。玲子さんは「そうでしょう、そうでしよう」という風に、やさしく笑った。まことに風雅なひとときである。
玲子さんの話では、優さんが蓮の栽培団体から〝蓮茶〟の〝お点前〟を学んできて、この季節になると、家族や友人同士で楽しんでいる。「蓮の茎には穴があるので、それをストローにして、酒などを飲むようですが、この〝蓮茶〟も、なかなか楽しいものですよ」と話した。
櫻井さん方の蓮は、そろそろ花の盛りも峠を越したが、毎年、シーズンには、近郊から蓮ファンが見物に訪れている。
村上さんは、「観光案内所では、いろんなことを尋ねられますので、きょうはいい勉強になりました。それに、橋本市内に、こんなに多くの種類の蓮栽培をしている、ご家庭があって、うれしいです」と、礼を述べていた。


更新日:2011年7月27日 水曜日 02:12

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