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「みどりのさくらまつり」中止、大震災の被災者思い

全国的にも珍しい「緑の桜」(御衣黄=ぎょいこう)が咲く和歌山県橋本市城山台2丁目の城山台中央公園&グラウンドで、4月16日(土曜日)正午~午後3時から開く予定だった恒例の「みどりのさくらまつり」について、主催者の紀見地区公民館は18日、「東北関東大震災が起きた直後であり、関係者と協議の結果、被災者の悲しみを思えば、今年は開催すべきではないと判断、中止に決定した」と発表した。

御衣黄は淡紅色の八重咲きの里桜で、花の色は緑と黄が合わさり、楚々としているので、「貴人の衣服」という意味の名がついた。約20年前に造園業者が植えた1本が、高さ、枝張りともに約6メートルに成長。満開になる頃を見計らい、今年も、御衣黄周辺で、紅白歌合戦やミニ電車遊びなどの「さくらまつり」を計画していた。問い合わせは紀見地区公民館(0736・33・2302)。


更新日:2011年3月18日 金曜日 11:06

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