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さくらねこ、幸せにね♡新型コロナ禍〜不妊出張手術

まちをさ迷う可愛い猫たちの命を守ろうと、和歌山県橋本市は11月17日、公益財団法人どうぶつ基金や、はしもとさくら猫の会和歌にゃんずとの協働で、飼い主のいない50数匹の猫を保護し、新型コロナ禍の中、初の「不妊出張手術」を施した。近く元の居場所に戻してあげることにしている。
同市の説明によると、市内各地で、愛猫家(あいびょうか)たちが、いわゆる野良猫にエサを与えるが、猫は沢山子猫を産んで、糞尿の匂い、夜の鳴き声を放ち、昨年1年間の苦情は300件にのぼる。
このため同市は平成29年(2017)から、はしもとさくら猫の会和歌にゃんずとの協働により、TNR(猫の捕獲、不妊手術、猫を元の場所へ戻す)活動に取り組んできた。
今年4月以降は、新型コロナ禍により、どうぶつ基金の協力病院で行う「無料不妊手術」が出来ない状態。そこで今回、神奈川県など県外の獣医師2人による初の「出張不妊手術」を行うことにした。
この日、同市職員や協働団体、愛猫家ら約20人が、同市隅田町中島の環境美化センターに集合。愛猫家らがここ3日間で捕獲した50数匹の猫を持ち寄った。
猫は感染症を防ぐワクチン接種、麻酔薬を施された後、獣医師から丁寧な手術を受けた。また、不妊手術済みの「印(しるし)」に、耳先を桜(さくら)の花びら形にカットして「さくら耳」とした。
猫たちは手術中、苦しむ表情など見られず、経過観察・体調回復の後、元の地域に放たれる。
同市は今後もTNR活動を続ける方針。愛猫家たちは「今回の取り組みで、飼い主がいなくても、さくらねこは幸せになれる。できれば、希望者は自宅で可愛がってほしい」と話していた。
写真(上)は麻酔薬で熟睡中に耳先をさくら形にカットして「さくらねこ」にしてもらう猫。写真(中)はカゴの中で順番を待つ猫の表情。写真(下)は初の「猫の不妊出張手術」に集まった平木哲朗市長=前列右から5人目=や関係者。

更新日:2020年11月18日 水曜日 00:00

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