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かわいい〝柿の子猫ちゃん〟…土屋さん表に飾る
和歌山県橋本市胡麻生の土屋末子さん(74)方の玄関わきのブロック塀に、子猫の顔の形をした珍しい柿が飾られ、「まあ!なんと…」と道行く人たちを喜ばせた。
直径約8センチの刀根早生柿(とねわせがき)で、丸い柿の上部左右から、耳のような形にふくらみ、目や口、髭(ひげ)が描かれている。
10月上旬、土屋さんが、同市学文路の甥(おい)にあたる萱野憲一さんの柿畑で、収穫の手伝いをした際、萱野さんの妻・洋子さんから「こんな珍しい子猫ちゃんの柿が出来たよ」とプレゼント。洋子さんが、木切れの先で、柿に掘り込みを入れて、上手に子猫の顔に仕上げたという。
土屋さんは、自宅で愛猫・サリーちゃん(メス6歳)を飼っていて、だれよりれも大の猫好き。さっそく、もう一匹の〝柿のサリーちゃん〟をブロック塀に置いたところ、往来する人たちは「わあ、かわいい」と、立ち止まる。
土屋さんは「この通り赤く熟してきたので、いつまでも置けませんが、今年の秋は、ほんとうに楽しい夢を見せてくれました」と、実りの秋に感謝していた。
写真(上)は珍しい〝子猫の柿〟の顔部分。写真(中)は〝子猫の柿〟の後ろ側。写真(下)は土屋さんのブロック塀に飾られた〝子猫の柿〟。
更新日:2012年10月21日 日曜日 22:13