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素敵、ツバメ子育て物語♡コロナ禍〜大寶さんに活力

かつて「フラワーヒルズバンド」ボーカルとして活躍した、大寳泰子(おおたから・やすこ)さんが経営する、和歌山県橋本市市脇のスナック「ナイス」の玄関上で、今年もツバメ夫婦が綺麗な巣をつくり、可愛い2羽のヒナを産んだ。
このツバメ一家は8年前、同店玄関の巣からツバメのヒナが転落して、通行人に助けられたという、素敵なエピソードのあるツバメの子孫らしく、新型コロナ禍の影響で、客数が激減した中、大寶さんは「まるで店を閉めないで頑張ってくださいと、励まされているようです」と喜んでいる。
この〝ツバメ物語〟は、平成24年(2012)7月の午後7時頃、大寶さんが店に着くと、入口脇のシュロの植木鉢で、1羽のツバメのヒナがすやすやと寝ていた。
昼間、表を通りがかった男性・顧客の一人が、玄関上の巣から床に落ちて、ぐったりしているヒナを発見。自分の靴下をぬいで鉢に敷き、それを布団替わりに保護してくれたという。
やがて親ツバメは、子ツバメに飛び方を教え、無事、植木鉢から南の国へ飛び去ったが、その後も毎年、その子孫と思われるツバメ夫婦が訪れている。
今年は新型コロナ禍のため、同店もやむを得ず一時休業したり、開店しても消毒液を置いて、客席の間隔を拡げたり…。顧客は「社長」や「先生」も多いが、さすがにコロナ禍で、例に洩れず客数は激減、悶々(もんもん)とした日々が続く。
そんな時、訪れたのがツバメ夫婦。玄関と入口脇に新しく巣づくりして、玄関上で2羽のヒナを産んだ。親ツバメは空中で虫をとり、大きく口をあけて待つヒナに与えている。
大寶さんは「素晴らしい親子愛の姿、子育ての様子を見せてくれます」と感激し、「今年も元気に巣立ってほしいです」と話していた。
大寳さんはプロドラマー朝倉聖(あさくらきよし)さんのグループ「フラワーヒルズバンド」のボーカル。高野山・大聖院境内で毎夏開かれた「ジャズ・イン・高野山」や、中国・杭州公演など国内外で大活躍し、オールディーズソングなど14曲を収録したCDなども発売して人気を集めた。
10数年前には、無理せずに大切な喉(のど)を守る必要性から、母・慶子(けいこ)さんの店を継ぐことにした。同店(電話=0736・32・4659)は国道24号・市脇交差点・北東側にある。
写真(上)は親ツバメから大きく口を開けてエサをもらう2羽のヒナ。写真(中)は8年前、植木鉢に敷いた靴下の上で保護されたツバメのヒナ。写真(下)はツバメのヒナの写真を披露する大寶さん=頭上にはツバメの巣がある。

更新日:2020年7月6日 月曜日 00:00

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