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日本1の栄冠に輝く!紀北工高生マイコンカーラリー

和歌山県橋本市の県立紀北工業高校・ものづくり研究部は、東京の日本工学院八王子専門学校で開かれた第24回ジャパンマイコンカーラリー全国大会で、上級者によるアドバンスクラスは部長で3年生の木村裕貴(きむら・ゆうき)さん(18)、初心者のベーシッククラスは1年生の坂田香稀(さかた・こうき)さん(16)が、それぞれ初優勝を飾った。
同全国大会で両部門を1校が制覇したのは初の偉業で今春、定年退職する顧問の中岡進(なかおか・すすむ)教諭(60)は、「苦節20年…、見事、立派な実を結んでくれた。今後一層、本校ものづくり研究部の伝統を盛り上げてほしい」と喜んでいた。
同大会は公益社団法人・全国工業高等学校長協会が主催。マイコンカーラリーは、車に搭載したコンピュータに、走行ラインの直線や曲線に応じて、スピードを調整するプログラムを入力。ひたすら電池エネルギーとモーターでスピードを競う。
全国の超1500台の中から勝ち抜いてきた、アドバンスクラス76台とベーシッククラス48台が参加。予選、決勝トーナメントともに約63メートルのコースで、臨機応変、緻密でスピーディーな戦略に取り組みながら、激しい戦いを繰り広げた。
その結果、アドバンスクラスの木村さんは14秒17、ベーシッククラスの坂田さんは23秒73で、それぞれ初の栄冠を手にした。とくに木村さんは昨年の同大会で、1位にわずか0・03秒差をつけられ、15秒40で2位となった。うれし涙と悔し涙とを共に飲んでおり、今回、その雪辱を見事晴らすことができた。
加えて同クラスでは、2年生の正木克実(まさき・かつみ)さん(17)もベスト8位賞を獲得したうえ、後輩の坂田さんは近畿大会に続いて全国大会でも優勝を飾り、先輩・後輩あげての逞しさを見せた。
今春、大阪工業大学(情報科学部)に進む木村さんは、「スピーディーにプログラムや車体調整ができたことが良かった。この初優勝をバネに、大学ではしっかりプログラムを学びたいし、これからは後輩のがんばりを応援したい」と話した。
中岡教諭は「1999年の第1回近畿大会から連続出場し、今回の全国大会で両部門・初制覇を成し遂げることができました。マイコンカーラリーは機械、電気、情報処理の高い技術が必要であり、今回の栄冠は卒業生はじめ多くの方々のご協力の賜物です」と感謝していた。
写真(上)は左からアドバンスクラス初優勝の木村さん、ベスト8位賞の正木さん、ベーシッククラス優勝の坂田さん=後ろは顧問の中岡教諭。写真(中)は左から木村さん、正木さん、坂田さんのマイコンカー。写真(下)は優勝旗を持つ中岡教諭と自分のマイコンカーを持つ3人。

更新日:2019年1月17日 木曜日 00:00

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