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子供ら竹伐りや雪合戦!橋本「森のようちえん」歓声

和歌山県橋本市北馬場の郷土の森・学習体験棟を拠点にして、子供たちの自然体験に貢献しているボランティア団体「橋本ひだまり倶楽部」=内山裕文(うちやま・ひろとも)会長=は、1月14日(日)、今年初めての「森のようちえん~竹伐り体験」を開き、子供たちは寒風などものともせず、元気で楽しく、自由なひとときを過ごした。
この日、2歳~5歳の子供たち9人が参加。家族に車で送ってもらい、学習体験棟の北側広場に集合。内山会長ら会員5人がサポートした。
子供たちは、地元の〝ひだまりの郷〟の竹山に分け入り、直径5センチ前後もある青竹をノコギリで伐採。これをさらに短く切り、節(ふし)1枚を残した竹でコップ作り、節(ふし)を2枚残した竹は、投入口を開けて貯金箱にした。
森の小道散策の時間には、沿道の冬いちごを食べたり、斑雪(まだらゆき)をつかんで雪合戦したり。昼食時間には、会員が大釜で豚汁やご飯をつくり、子供たちもマシュマロを串に刺して炭火焼き。全員、口に運んでは「うまい」「とろける」などとにっこりしていた。
この「森のようちえん」は、昨年5月から毎月1回以上開かれ、子供たちは春夏秋冬の森、草花、野鳥、昆虫などを五感で体感。将来に一番大切な基礎を学んでいる。
内山会長は「森のようちえんは、子供やご家族に大変喜ばれているので、今年5月以降も改めて開催できるよう、検討いたします」と話していた。
参加費(食費・保険代)は1年間で1人2万6000円。問い合わせは同倶楽部事務局(電話=090・8651・0704)へ。
写真(上)は竹伐りに挑むヘルメット姿の男の子。写真(中)はマシュマロ焼きを体験する子供たち。写真(下)は森の中を散策する子供たち=橋本ひだまり倶楽部・撮影。


更新日:2018年1月15日 月曜日 00:00

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