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子供は森の中で自由に♪野澤理事長・郷土の森で講演

「森のようちえんって何なん?」をテーマにしたNPO法人ネイチャーマジックの野澤俊索(のざわ・しゅんさく)理事長による講演会が、2月29日、和歌山県橋本市北馬場の「郷土の森 学習体験棟」で開かれ、「子供たちは森の中で自由に遊ばせることが大切」と教わり、参加した子供連れのお母さんや保育士、県市の環境・教育関係者ら約40人に感銘を与えた。
橋本ひだまり倶楽部=石井敏明(いしい・としあき)会長=が主催した。野澤理事長は神戸大学理学部地球惑星科学科卒業。森のようちえん全国ネットワーク運営委員。
橋本ひだまり倶楽部は2000年4月、橋本市運動公園の北側の放置林を「里山」に整備し「自然と住民がふれあえるように」と結成。倶楽部員は子供たちと共に山林の手入れ、道やツリーハウスづくりを実践。小学生らに木材の間伐や木工技術、飯盒炊飯(はんごうすいはん)体験、ピザケーキづくりなどを指導。「自然との共生」の大切さを、体験させてきた。
この日、野澤理事長は、森の中で遊ぶ子供たちの素顔を、スクリーンで映像紹介。子供たちは誰に教わるでもなく泥水に入る、川で水生生物をさがす、数人で手をつないで踊る、ダイコンを引き抜く、カマドで火を起こす。
1人の子どもが、どうしても折れない木の枝を、約20分後には、木の根を利用して見事、枝を折って喜ぶシーンを見せた。この間、大人は誰ひとり、口出しする場面はない。
野澤理事長は、子供たちの成長について、これらすべての場面の重要性を指摘したうえ、「森のようちえんとは、折れない枝について、子供がどうしたら折れるかを考え、最後に枝を折ることに成功し、喜びの声を上げたこと」に触れ、「大人は子供たちを見つめ、見守り、じっと待つことが最も大切」と強調。自然の中で人としての基礎が育まれることを語った。
この間、約10人のお母さんたちは、幼い子供たちをあやしながら聴講。子供たちは積み木遊びをしたり、走り回ったりしたが、講演は子供たちの笑い声、泣き声の中、楽しく続けられた。
橋本ひだまり倶楽部事務局の小杉美恵子(こすぎ・みえこ)さんは「きょうは野澤理事長から、素晴らしいお話を教えていただきました。このような機会がありましたら、ぜひ皆様、またお越しください」と挨拶して締めくくった。
写真(上)は講演する野澤理事長=右=と小杉さん。写真(中)は森のようちえんで遊ぶこどもたち。写真(下)は子供たちをあやしながら講演を聴くお母さんたち。

更新日:2016年3月1日 火曜日 00:01

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