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台風一過、橋本に平穏戻る♪高野沿線・代替バス輸送

台風21号が和歌山県・紀伊半島沖を東北東へ進む中、同県橋本市危機管理室は10月29日午前7時30分、大雨警報と雷、強風、洪水注意報を発令した。正午には高野山系を流れる去年川(こぞがわ)上流で、土砂崩れがあり、同下流域の須河、恋野、赤塚の一部(25世帯)に避難指示を出した。
この日は、超大型台風21号が太平洋側を通過して以来、2度目の台風の日曜日。夜来の雨は、時折強く降り続き、雨音の小さなときは、市街地も山河もかすんで見えるが、土砂降りに変わると一切の背景は消えて、ヘッドライトを点けた車が水しぶきを上げて往来した。
先の台風で、床上浸水98戸・床下浸水55戸の被害を受けた紀陽、七福両団地近くの、紀の川にそそぐ大谷川・樋門付近は、おびただしい数の流木に埋まったまま。地元の人たちは「もう大雨は降らないでほしい」と祈った。
九度山町の紀伊丹生川・赤瀬橋近くの国道も、山の斜面が崩れて、今なお土砂に埋まり、通行止めのまま。橋本から車で高野山へ行く車は、京奈和自動車道・橋本IC~かつらぎ西ICコースか、紀の川フルーツライン(紀の川橋本高野橋南側~赤瀬橋)を使っていた。
南海電鉄・高野下駅~極楽橋間は、雨による軌道敷の不具合で、現在も「運転見合わせ」が続く。橋本駅前では、この日も大型バスが次々到着して、橋本~高野山間の乗降客を代替輸送していた。
同日午後5時過ぎには、やっと雨が小降りとなり、去年川下流域に出ていた避難指示は解除された。
台風とはいえ、わずかに営業している橋本駅周辺の居酒屋、カラオケ喫茶などからは、「今度は大した被害もなかったようだ」「よかった、よかった」と言う声がもれ、昭和歌謡が流れていた。
写真(上)は流木で埋まった橋本市学文路の紀の川・大谷川河口付近。写真(中)は山崩れで道路が通行止めになっている紀伊丹生川・赤瀬橋近く。写真(下)は橋本駅前に発着する代替バス。

更新日:2017年10月30日 月曜日 00:01

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