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橋本の原風景懐かしく♪写真43枚展示~郷土資料館

明治後期から平成4年にかけて、和歌山県橋本地方の人々の往来、紀の川、まちなみを撮影した写真展「はしもとの原風景」が、橋本市御幸辻の杉村公園内にある同市郷土資料館で開かれている。企画した奥裕香子(おく・ゆかこ)学芸員は「ご年輩の方には懐かしく、若者たちには新しく見える昔の風景。ぜひ、ご覧ください」と言っている。12月23日(土)まで、観覧無料。
橋本市在住のフォトライター北森久雄(きたもり・ひさお)さんや郷土史家の瀬崎浩孝(せざき・ひろたか)さん撮影の写真や、ツハダ写真館などが寄贈・保存している写真(A3、4判)43枚を展示した。
例えばタイトル「橋本駅前とタクシー」(昭和30年代)は、木造校舎のような駅舎とクラシックな車、乗降の人影が見え、「サヨナラSL ワカヤマライン」(昭和47年)は、汽車がもくもくと煙を吐いて橋本駅を出発し、汽笛(きてき)さえ聴こえそう。
「橋本駅前通り」(昭和30年代)は、なんと商店街をバスが走り、紀の川・橋本橋北詰にあった官公庁からの人通りも多い。昭和23年に始まった「紀の川祭り」は、旧・橋本橋も河川敷も大勢の人出でいっぱい。サーカスや露店、灯ろう流し、打ち上げ花火で賑わった。
「橋本橋南詰の商店」(昭和54年)は、未舗装の道沿いにコカコーラの看板を掲げたお店があり、「農作業の風景」(昭和30年代)は、夫婦が荷車に乗って牛に引かせ稲架(はさ)の小道を行く。このほか学文路、高野口、岸上、神野々、御幸辻の風景や、紀見、高野口の尋常小学校などが、往時の姿をとどめている。
奥学芸員は「素晴らしい昔の風景は、急速に進む地域開発で、どんどん消えてゆきました。旧・橋本町の町並み、映画館・八千代座、学文路大師の賑わい…。お気に入りの1枚を見つけて、昔を懐かしみ、のんびりしてはいかがでしょう」と言っている。
また同資料館では、今後も写真展「はしもとの原風景」を続ける考えで、なるだけ古い「橋本の写真」提供を求めている。
開館時間は午前9時~午後5時(入館は午後4時40分まで)。月曜と祝日の翌日は休館。場所は南海高野線「御幸辻駅」から北西へ徒歩約5分。駐車場は同公園・八王子池の東側や市立紀見小学校の西側にある。
問い合わせは橋本市郷土資料館(0736・32・4685)。
写真(上)はバスが走る橋本駅前の商店街(昭和30年代)。写真(中)は写真展「はしもとの原風景」。写真(下)は「橋本橋南詰の商店」(昭和54年)。

更新日:2017年10月29日 日曜日 00:00

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