ニュース & 話題

香りよし花梨の実、東又さん収穫~花梨酒や飾り物に

自然農法による野菜、花卉、果実栽培に取り組んでいる、和歌山県橋本市東家の前区長・東又良一(ひがしまた・りょういち)さん(78)の畑で、今冬も沢山の花梨(かりん)の実がぶら下がり、カゴいっぱいに収穫した。
東又さんは、生ごみ堆肥を使って、自然農法に取り組んでいるが、この花梨の木は、高さ約3メートルで、約25年前から栽培してきた5本。今冬も、ハッサク2つ分ぐらいの、大きくて黄色い、艶(つや)のある実が、見事に成熟した。
東又さんは、小春日の日を選びながら、脚立(きゃたつ)にのぼり、一つ一つハサミを使ってカゴに収穫。自宅では、輪切りにして、焼酎やブランデーに漬ける。それ以外は、親類や友人知人に配るという。
東又さんは「花梨は会社事務所や乗用車に置くと、爽快な香りを発散するし、素晴らしい置物にもなります」と説明。同市隅田町の上西進さん(76)も「私は毎年、花梨の焼酎漬けを作ります。風邪を引いたなと感じた夜は、花梨酒を飲むと、朝にはちゃんと治っていますよ」と話している。
写真(上、下)は見事に実った花梨の実。写真(中)は花梨の実を収穫する東又さん。


更新日:2014年12月10日 水曜日 00:00

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事