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〝生ゴミ堆肥で花咲かそ〟経費削減、節電に効果

〝生ゴミ堆肥で花咲かそ〟運動を展開している和歌山県橋本市は5月27日、橋本市役所や各地区公民館など公共建物周辺を飾る「季節の花の植え替え作業」を始めた。すでに市役所全体の窓を〝緑のカーテン〟で飾るゴーヤ(郷陽)の苗植え作業は済ませており、今年も生ゴミ堆肥による〝まちの美化〟や〝市役所の節電〟が進みそう。
同市環境衛生課によると、季節の花で飾っているのは、橋本市役所、橋本市民会館、橋本市教育文化会館、橋本市産業文化会館、橋本市民病院、市内各地区公民館、市内の保育園、幼稚園、小中学校など計65か所で、花を植えるプランター数は計約1300個にのぼる。
〝生ゴミ堆肥で花咲かそ〟運動は、クリーンセンターで処理する生ゴミの減量化により、負担経費を節減するのが目的で、肥料は橋本市民病院や一般家庭から集めた〝生ゴミの乾燥堆肥〟を使っている。
この日、環境衛生課と各公共施設の職員が橋本市民病院前の空地に集合。それぞれ持ち寄ったプランターの古い土を篩(ふる)いにかけて、改めて生ゴミ乾燥堆肥を混ぜてプランターに戻し、ベゴニアやビンカ、ポーチュラカなどを植栽。それを持ち帰って建物の玄関やその周辺に飾った。この作業は約10日間に及ぶ。
一方〝緑のカーテン〟作りは、市庁舎(鉄筋3階建て)のベランダや棚のあるすべての窓際(総延長約300メートル)にネットを張り、プランター270個にゴーヤの苗計600本を植えた。7月下旬~8月末の猛暑の頃には、市庁舎全体が緑の葉で囲まれることになる。
〝生ゴミ堆肥で花咲かそ〟運動は、平成17年(2005)6月に初当選した木下善之市長の発案で開始。今では国城山参道や市内各地区に運動が広まり、生ゴミの減量化、処理経費節減につながっている。市庁舎の〝緑のカーテン〟作りは、今年2年目で、職員らは東日本大震災が起きた昨年夏、節電に努力したが、〝緑のカーテン〟のお陰で、それほど暑さを感じなかったと言う。今年も節電が叫ばれており、〝緑のカーテン〟は効果を発揮しそう。
写真(上)は生ゴミ堆肥で〝緑のカーテン〟作り=橋本市役所の窓際ら植えられたごゴーヤと張られたネット。写真(中)は生ゴミ堆肥で花苗の植え替え作業をする職員ら。写真(中)は生ゴミ堆肥で花を咲かせている橋本市役所玄関わきの花壇。

更新日:2012年5月29日 火曜日 06:37

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