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「橋本駅前の再開発推進」と木下市長~市議会答弁

    紀ノ川・橋本橋北詰から駅前寺脇線にかけての古佐田橋本線の建設現場周辺
    紀ノ川・橋本橋北詰から駅前寺脇線にかけての古佐田橋本線の建設現場周辺
    紀ノ川・橋本橋北詰から駅前寺脇線にかけての古佐田橋本線の建設現場周辺
    約3倍に拡幅計画がある橋本駅前の商店街通りなのだが…
    橋本駅前の商店街を下りた紀ノ川北岸の国道24号付近。この河畔に緑地公園が建設される。
    橋本駅前の商店街を下りた紀ノ川北岸の国道24号付近。この河畔に緑地公園が建設される。

和歌山県橋本市古佐田のJR南海橋本駅前の〝市街地再開発事業〟問題が、9月14日開かれた橋本市議会の一般質問で取り上げられ、木下善之市長は「平成25年度(2013)完成に向けて、全力で取り組む」と決意を述べた。辻本勉議員の「橋本市発展は先ず橋本駅前の活性化から。事業の進捗状況を示せ」と指摘したことに答えた。休憩時間中、木下市長は本紙の取材に対し、「国の公管金(補助金)と、企業誘致後の税収を生かし、橋本駅前を立派に整備したい」と語った。
〝再開発事業〟は正式には〝中心市街地土地区画整理事業〟という。橋本市市街地開発事務所の話では、この事業は▽都市計画道路橋本駅前線(橋本駅~国道24号間の商店街通りの県道。長さ約120メートル1車線、幅約7メートル)を、2車線の両側歩道付き(23メートル)に拡幅する▽都市計画道路古佐田橋本線(紀ノ川橋本橋の北詰交差点~橋本川左岸堤防道路~橋本駅前を東西に走る駅前寺脇線=約260メートル、幅約12メートル)の北側の残り約半分を完成させる▽国道24号は現在、歩道がなく危険だが、幅15~18メートルにほぼ2倍に拡幅して両側に歩道をつける▽橋本駅前線を南下した国道南側(紀ノ川北岸)に緑地公園を造成する…という計画。
辻本議員は「橋本の発展に重要な橋本駅前の再開発事業が遅れている」と厳しく追及。木下市長は「確かに重要であり、主な事業は平成25年度(2013)完成に向けて推進したい」と答えた。
その後、本紙取材に対し、木下市長は「この事業は国の補助金約30億円で進めている。すでに10億円を使い、今後、残る約20億円で、事業を進めるが、平成25年度に完成できない場合は、補助金を国に返還しなければならない」と、厳しい状況を説明。
その上で、「都市計画道路古佐田橋本線と、国道24号の拡幅については、補助金の関係上、是が非でも完成させる必要がある。まちの発展は主要道路の整備にかかっており、用地交渉が難航している場所は、たとえとばしてでも、事業を推進しなければならない」と強調した。
また、橋本駅前線の拡幅問題は、財政難による平成16年(2004)の都市計画見直しで、平成21~同24年度に新事業方針を出すことになっているが、今のところ、方針は示されていない。緑地公園については、平成24年度(2012)完成計画だが、用地交渉が難航しており、これも見通しは立っていないという。
木下市長は「大勢の人たちが、難波から来て、橋本駅に降り立つと、紀ノ川や国城山が見え、緑地公園などで楽しく遊ぶ。そんなまちづくりを進めています。橋本の経済、観光の活性化のためにも、市民の理解と協力をお願いしたい」と語った。
市議会を傍聴した橋本商工会議所の畑野富雄会頭は「橋本駅前は再開発の途中で、町家が取り壊され、あちこちで更地になっている。長引く不況の中、郷土の商工業の発展のためにも、まず主要道路づくりを急ピッチで進めてほしい」と訴えていた。

更新日:2011年9月14日 水曜日 22:16

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