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感激!おもちゃの治療~橋本市で〝開院〟2年

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おもちゃ治療にあたる柏木院長らドクター
    おもちゃ治療にあたる柏木院長らドクター
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おもちゃ治療にあたる柏木院長らドクター
    見事に治療されたアンパンマンのオルゴール
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おもちゃの治療にあたるドクター
    おもちゃの治療にあたるドクター

壊れたおもちゃを修理する和歌山県橋本市の「はしもと おもちゃ病院」(柏木毅院長)が6月26日、同市東家の橋本市教育文化会館3階で〝診療・治療〟にあたり、おもちゃを持参した市民らを感激させた。柏木院長は「毎月1回〝診療・治療〟しているので、気軽に来院を…」と語りかけている。
「はしもと おもちゃ病院」は、2009年7月に開院。間もなく2周年を迎える。この日は、市内の親子たちが、壊れたおもちゃを持参。病院に登録されている〝おもちゃドクター〟9人が対応した。
例えば、三輪車のハンドルの中央に取り付けられた「アンパンマンの人形とオルゴール」が故障していたのを、〝おもちゃドクター〟が真剣な表情で診察。ドクターが手分けして〝治療〟に当たった結果、オルゴールから美しい音楽が流れだし、欠損部品を補充して、ハンドル中央に取り付けた。また、穴が開いて空気が抜け、しぼんでいた、ビニール製の小鹿のバンビーや子ヒツジなども、穴を接着剤でふさぐなどして、空気を入れ、元気を取り戻した。
柏木院長に話によると、開院当時、〝おもちゃドクター〟は5人しかいなかったため、壊れたおもちゃに対応できず、さっそくドクターを募集。約1か月間の養成講座を受けた人たちを採用。今では、登録ドクターは15人(うち女性3人)に増えた。元の職業は多種多様で、60~80代の、いずれも人生のベテランぞろい。
同病院を訪れるのは、親子が多いが、たまには、お年寄りが来院することもある。いずれも「このおもちゃが好きでたまらないのに」「どうしてもなおせない」と、悲痛な感じで持ち込んでくる。それがなおると、子どもたちは「おっちゃん、ありがとう」と、言葉数は少ないが、なおった瞬間の、にっこり笑った顔か無性にかわいい。親御さんは、「ワーッ、なおった。おじさんが、なおしてくれたんよ」と、一様に驚きの声を上げる。
また、あるおばあさんは、「40年以上も前の、娘時代のオルゴールが壊れた」と持ってきた。それが無事、修理を終えて、昔懐かしい音楽が鳴り渡ると、「よかったぁー、これで、孫にあげられる」と大喜び。柏木院長は「皆さんの幸せな顔を見ると、おもちゃをなおせた達成感があり、今後も頑張ろうと力がわいてきます」と話した。
同病院の〝おもちゃドクター〟は、すでに昨年11月、県立橋本体育館で開かれた「すこやか橋本 まなびの日~ワクワク遊び イキイキ健康」に参加するなど、市内外のイベントでボランティア活動。多くの親子たちに喜ばれている。
同病院は、毎月第4日曜日の午前9時~12時、橋本市教育文化会館3階で開院し、〝診療・治療〟にあたっており、1年目はおもちゃ162個を診療し、うち150個を修理(残りは修理不能)。2年目は、この3月末までに119個を〝診療・治療〟し、115個を修理(残りは修理不能)の実績をおさめている。
また、同病院には、おもちゃの持ち主の名前や住所、電話、おもちゃの種類、壊れた部位や原因、治療内容などをひかえた〝カルテ〟を作成。し、次に、壊れた場合でも、敏速に〝診療・治療〟できる態勢をとっている。
修理の際、モーターやスピーカーなど、少し高価なものが必要な場合は、持ち主と相談のうえ、購入(持ち主負担)するが、その他は無料。ただし、100~200円の範囲内での寄付を受け付け、細かな部品代などに充てている。
柏木院長は「おもちゃは、日々の暮らしの中で、家族にとって貴重です。病院に運んでくる方は、とてもやさしい人ばかりです」と話した。
柏木院長=電話(0736・32・0034)救急(090・2505・7911)。


更新日:2011年6月26日 日曜日 18:25

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