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おもちゃ復活♡大喜び♪橋本の病院~ものを大切に

おもちゃ(玩具)を無料で治し「ものを大切に」の心を伝えている、和歌山県橋本市の「はしもとおもちゃ病院」が、3月22日、和歌山県橋本市教育文化会館で開かれ、訪れた家族連れらは、おもちゃの命の治癒・復活に大喜びだった。
「はしもとおもちゃ病院」は平成21年(2009年)7月に開院、この7月には満11年となる。登録ドクター15人が毎月第2土曜日と第4日曜日(午前9時~正午)、同会館3階で年間300~350個のおもちゃ診断や修理に貢献している。
この日、子供連れの親御さんらが、おもちゃのラジコンカーや電子レンジ、おしゃべり人形などを抱えて診断・治療・入院を依頼。「よろしくお願いします」「ありがとうございました」などと、おもちゃの命を家族同様に思う心があふれていた。
橋本市内の山田光輝(やまだ・こうき)くん(3歳)のラジコンカーは、故障したスイッチも無事回復して退院し、母・公美(ひとみ)さんとともに感謝感激。
同市立高野口小学校3年生・木梨蓮(きなし・れん)くん(9歳)のラジコンカーは診察の結果、送信機故障と診断され一時入院。父の健(けん)さんと一緒に、「きっと治る」という希望を抱いていた。
「はしもとおもちゃ病院」の柏木毅(かしわぎ・つよし)代表は、「今では和歌山、海南、田辺各市にも病院があり、近々、新たに病院が生まれそうで、そのネットワークがうれしい。おもちゃを捨てないという、もったいない精神を大切にしたい」と話していた。
問い合わせは柏木代表(電話=090・2505・7911)。
写真はいずれも「はしもとおもちゃ病院」でのラジコンカーなどの診察・治療風景=ドクターは丹生一洋(にゅう・かずひろ)さん。


更新日:2020年3月23日 月曜日 00:00

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