特集
あー不思議な味、天台烏薬のお茶
○橋本市の喫茶店で
お姫様「このお茶、おいしいでしょう。何かわかります?」
受話器「初めての味です。不思議な味ですね」
お姫様「天台烏薬ですよ。例の秦の始皇帝の命令で、徐福が不老長寿の薬を捜し求めた、あの天台烏薬です」
受話器「へ~え、そういわれれば、やっぱり、漢方薬っぽいです」
野武士「いやはや、元気になった。昨日、これ飲んで、元気になったよ」
受話器「そういえば、お顔の色艶がいい」
お姫様「顔のしみも、しわもとれるといいます。天台烏薬の木、どっかに群生していないかなぁ」
金太郎「あるある。山を探したら、ある」
お姫様「やっぱり、山に詳しいから」
金太郎「そうです。お姫様は、動植物を大切にされますから、安心ですが、山にはいる女性たちの中にはねえ。天台烏薬の木を根っからを掘り起こして、そのまま捨てて帰るひどい人もいる。私は、いちいち、もう一度、根っこを埋め戻しておくんです」
野武士「おお、それ、いい話や。なかなかいい話や」
~登場人物はすべて「ニックネーム」です~
更新日:2011年2月24日 木曜日 15:04