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特集 没後50年 野長瀬晩夏展~県立近代美術館

和歌山市吹上1の4の14、和歌山県立近代美術館は、9月13日(土)~12月7日(日)「コレクション展に1014―秋/特集 没後50年 野長瀬晩夏(のながせ・ばんか)展」を開催。

晩夏(明治22年・1889~昭和39年・1964)は、現在の田辺市中辺路町出身。大正6年(1917)竹久夢二(たけひさ・ゆめじ)と知り合い交流。翌年、土田麦僊(つちだ・ばくせん)らと国画創作協会を結成。同10年、パリを拠点にスペイン、ドイツ、イギリスを歴訪。昭和7年(1932)大阪朝日新聞社嘱託として中国でスケッチ、随筆とともに掲載。同11年「北満国境線を画く」を出版した。

同展では、「三味線を弾く女」(1917年頃)、「被布着たる少女」(1911)、「島の女」(1916)、「スペインの田舎の子供」(1924)などねモダンで前衛的な作品が出店される。

観覧料は一般340円(20人以上の団体=270円)、大学生230円(同180円)、高校生以下、65歳以上、障害者の方、県内に在学中の外国人留学生は無料。関西文化の日(11月15、16日)は無料。紀陽文化財団の日(毎月第4土曜日)は大学生無料。

開館時間は午前9時半~午後5時(入場は同4時半まで)。休館日は月曜日(但し祝日の月曜日は開館し、火曜日が休館となる)。

問い合わせは同美術館(電話073・436・8690)。

写真(上)は野長瀬晩夏の「三味線を弾く女」。写真(中)は野長瀬晩夏=左は25歳の晩夏、右は61歳の晩夏。写真(下)は晩夏の名作の数々=いずれも同美術館の野長瀬晩夏パンフより。


更新日:2014年9月9日 火曜日 00:00

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