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無数のコスモス満開♡橋本・山内~広大3300㎡
和歌山県橋本市隅田町山内の農業・中岡章剛(なかおか・ゆきたか)さん(82)の広大なコスモス園で10月6日、無数のコスモスが咲きそろい、通りがかりの市民の心を和ませている。
このコスモス園は約3300平方メートルの広さ。中岡さんは元養鶏業者で、約40年間にわたり大量の鶏卵を出荷してきたが、平成13年(2001)頃に自らの体調を崩したことから廃業した。
中岡さんは「これまで鶏舎から漂うにおいで、人々に不快な思いをさせてきた。今後は皆さんに楽しんでもらう場所に」と考え、鶏舎跡に毎年、コスモスの種をまいて、同18年(2006)には美しいコスモス園を完成させた。
これまで中岡さんから、コスモス観賞に招待された地元の幼稚園児らは、目をまん丸くして大はしゃぎ。最近では市民らが家族とともにスマホ撮影して、友人知己に発信するなど、喜ばれている。
中岡さんは「昔、県内のあちこちにあったコスモス畑ですが、今はほとんど見られなくなったと聞いています。うちのコスモス園では今、ピンクもホワイトも花盛りなので、沿道からゆったりご覧ください」と話していた。
コスモス園は「紀泉物流株式会社」北側のすぐ近くにある。
写真(上)は綺麗なコスモス園と中岡さん。写真(中)はコスモス園の風景。写真(下)は紋白蝶が遊ぶピンク色のコスモス。
更新日:2021年10月7日 木曜日 00:00