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コスモス見頃♡橋本の真土・恋野・霜草…週末楽しく

和歌山県橋本地方は、晴天に恵まれた9月25日、綺麗なコスモスの花が見頃となり、ふる里の人々は、まばゆいばかりの週末を過ごした。

この日の橋本市は日中晴れ、日没後は一時土砂降りの雨。気温も未明は17度、午後3時は29度まで上昇したが、北北東の涼風が吹いた。

万葉人が馬や徒歩で渡った落合川の「飛び越え石」で名高い、同市隅田町の真土万葉の里では、赤や白、ピンクのコスモスが咲いて、観光客はその花を見たあと、秋水の音に耳を傾けた。

奈良時代の女性ヒロイン・中将姫が隠れ住んだという、同市恋野の浮御堂周辺では、猫じゃらしなど草々の中から長い茎が伸びて、その先々に彩りやさしいコスモスが咲きかがやく。

和歌山県自然公園指導員の井奥恵三(いおく・けいぞう)さんの花畑(隅田町霜草)でも、沢山のコスモスが開花。マイカーで通りがかった人たちは、思わず車から降りて、スマホ撮影・配信を楽しんでいた。

コスモスは熱帯アメリカ原産で、明治12年(1879)に渡来。コスモスとはギリシア語で「宇宙の秩序」を意味するという。

[コスモス(秋桜)の俳句2句紹介]

コスモスや光かがやく墓ばかり(村山故郷)

風去れば色とり戻す秋桜(稲畑汀子)

写真(上)は綺麗に咲いたピンク色のコスモス。写真(中)は浮御堂の近くの草々の中に咲いたコスモスの群れ。写真(下)はコスモスが眩い井奥さんの花畑。


更新日:2021年9月26日 日曜日 00:00

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