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ピンクリボン鞄&腕章〜乳がん検診啓発♡紀和病院

乳がん検診を呼びかける「ピンクリボン月間」の10月5日、和歌山県橋本市岸上の紀和病院・紀和ブレスト(乳腺)センターは、オリジナルな「ピンクリボン鞄&ピンクリボン腕章」を製作・活用して、乳がん早期発見の大切さを啓発した。

同センターは「乳がん早期発見で、患者の90パーセント以上を治癒することができる」と説明。「定期検診の重要性」を強調している。

これまで例年の「ピンクリボン月間」に、乳がん撲滅の講演会を開催したり、女人高野別格本山・慈尊院で、多宝塔をピンク色にライトアップして、乳がん撲滅を祈ったりしてきた。

ところが今年は昨年同様、新型コロナ禍のため中止。昨年はオリジナル「ピンクリボンマスク」を製作・活用して、外来患者らに検診啓発。今年はそれに代って「ピンクリボン鞄&ピンクリボン腕章」を製作・活用することにした。

「ピンクリボン鞄」は200個を製作して、乳がん検診啓発サポーターを募集。同病院で先着100人に対し、1人2個ずつ配布。この鞄は財布やスマホ、キーのほか、弁当入れなどにも使えそう。

応募したサポーターは、家族や友人と共に「ピンクリボン鞄」を持ち、その写真1枚に「ひとこと」を添えて、同センター・乳がんいのちのプロジェクトへメール送信する。

同センターは、その写真をホームページやSNSなどで発信して、検診の大切さをアピールする。同プロジェクトのメールアドレス(inochi-ribbon@nanroukai.or.jp)、問い合せ電話(0736・34・1317)。

一方、「ピンクリボン腕章」は50個を製作。医療従事者が腕にはめて、外来患者らにアピールしている。

梅村定司(うめむら・ていじ)センター長は、「新型コロナ禍で、乳がん検診の受診者が減っています。発見が遅れれば遅れるほど、治癒は大変になります。新型コロナ感染防止策をとっているので、ぜひ受診にお越しください」と呼びかけている。

写真(上、中)は「ピンクリボン鞄&ピンクリボン腕章」とそれを披露する梅村センター長と看護師。写真(下)は紀和病院で「ピンクリボン鞄」を受け取る乳がん検診啓発サポーターたち。


更新日:2021年10月6日 水曜日 00:00

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