ニュース & 話題

秋の社寺巡り楽しく♡高野〜山麓=アクセスバス発車

高野山真言宗総本山・金剛峯寺や、丹生都比売(にうつひめ)神社など、和歌山県橋本・伊都地方の観光スポットを周遊できる、人気の「高野山麓世界遺産アクセスバス」が10月2日、運行開始した。期間は11月28日までの土曜・日曜・祝日(20日間)で、橋本・伊都広域観光協議会は「いよいよ秋の行楽シーズン、マスク着用、3密注意で、歴史・文化・自然を楽しんでください」とアピールしている。

新型コロナ禍により大阪、京都、兵庫、滋賀など19都道府県に出されていた緊急事態宣言は前日、解除さたばかりで、多くの参拝・観光客で賑わいそう。

例えば、高野山(高野町)の壇上伽藍(だんじょうがらん)には、真言密教のシンボル・根本大塔、奥の院には開祖・弘法大師(空海)が入定している御廟(ごびょう)がある。

天野盆地(かつらぎ町)には弘法大師・空海に神領・高野山を貸与した丹生都比売大神を祀る丹生都比売神社、高野山麓には、空海の御母堂を祀る女人高野別格本山・慈尊院(九度山町)がある。

アクセスバスで巡遊すれば、新型コロナ禍の陰鬱な空気など、さっと払拭してもらえそう。

「高野山麓世界遺産ぐるっとパス」の内訳は▽A券=JR・南海橋本駅前~丹生都比売神社前の往復券▽B券=奥の院前~丹生都比売神社前の往復券▽C券=橋本駅前~丹生都比売神社前(乗換)~奥の院前の片道▽奥の院前~丹生都比売神社前(乗換)〜橋本駅前の片道券は、いずれも大人1200円、小人600円。

イベントもいろいろあり、丹生都比売神社では、収蔵庫の特別公開、丹生酒殿神社は語り部による由緒説明、高野山・金剛三昧院ではアクセスバス利用者への記念ボールペンプレゼント。世界遺産の社寺・地域イベントも開かれる。

販売場所はバス車内、南海りんかんバス高野山営業所、はしもと広域観光案内所、高野山宿坊協会。詳細情報は「高野山麓世界遺産アクセスバス」「高野・山麓いと楽し」でネット検索すればOK。

写真(上)は秋日まぶしい高野山・根本大塔。写真(中)は輪橋から拝観した丹生都比売神社の鳥居と本殿前の楼門。写真(下)は九度山芸術祭の作品が山門に掲げけられている女人高野別格本山・慈尊院。


更新日:2021年10月3日 日曜日 00:00

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事