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高齢者、栗の皮むき体験♡橋本・ひかり苑〜童心溢れ
和歌山県橋本市隅田町の栗山にある特別養護老人ホーム「ひかり苑」で、「栗の皮むき体験」行事があり、デイサービス利用の高齢者らが、「子どもの頃を思い出す」と大喜びだった。
同施設の栗山は約5ヘクタールの広さ。平成8年(1996)に同施設が開設された際、その栗山で、さらに約20本の丹波栗の木を植樹。今は大ぶりの丹波栗が沢山実っている。
同施設デイサービス管理者兼生活相談員の井上直紀(いのうえ・なおき)主任ら数人が、栗狩りに汗を流し、約400個を施設玄関前の床に用意した。
80〜90歳代の利用者約20人が、車椅子などで参加。介護士に見守られながら、火ばさみを使って、必死で栗の皮むきに挑戦。くりくりした栗が現れると、「この栗うまそう」「懐かしい」と童心が溢れていた。
高齢者らは約20個ずつ持ち帰り、「栗ごはん」などを味わう。
9月20日は敬老の日。堀畑光久(ほりはた・みつひさ)理事長は「新型コロナ禍に注意しながら、皆さんには、元気で楽しい日々を」と話していた。
写真は火ばさみと足を使って丹波栗の皮むき体験するデイサービスの高齢者ら=ひかり苑・玄関の床で。
更新日:2021年9月21日 火曜日 00:00