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赤い鯉、神々しく♡宝来山神社〜輪橋下に波紋生まれ

和歌山県かつらぎ町萩原の宝来山(ほうらいさん)神社=森和弘(もり・かずひろ)宮司=は、連日35度前後の炎暑が続く中、境内の弁財天社の小池では、小さくて綺麗な鯉(こい)が遊泳していて、参拝者の心を癒している。
同神社は奈良・平安時代の貴族・和気清麻呂(わけのきよまろ)公が勧請(かんじょう)したと伝わり、市杵島姫大神(いちきしまひめのおほかみ)を祀る弁財天社は、拝殿の左手前にある。
鳥居わきには平成27年7月28日、県内の全国高校総体に訪れた、天皇陛下(当時・皇太子徳仁親王殿下)が行啓記念植樹した梓(あずさ、別名キササゲ)=豊岡造園所・奉納=が生き生きと茂る。
そこから弁財天社へ渡る朱色の輪橋(りんきょう)の下では、赤や錦などの鯉が沢山回遊。幾つもの波紋をひろげ、輪橋の影を揺らしている。
弁財天とは水の神、財運の神、芸能の神といわれる。とくに今は新型コロナ禍の感染拡大がひどく、映画・演劇・歌謡界などは、集客の難しい状況。
参拝者は宝来山神社で疫病退散を祈り、弁財天社では芸能復活を願って、池の鯉にも手を合わせている。
写真(上、中)は宝来山神社の弁財天社・小池で波紋を広げる赤く小さな鯉たち。写真(下)は弁財天社と小池と輪橋=左手前は当時・皇太子徳仁親王殿下が記念植樹した梓の木。


更新日:2021年8月9日 月曜日 00:00

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