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花蓮、小雨しっとり♡中将姫の姿見池〜蛙もうっとり

奈良時代の女性史ヒロイン・中将姫ゆかりの、和歌山県橋本市恋野の中将が森・姿見池(すがたみいけ)で8月6日、大きな白い蓮(はす)の花が沢山咲いて、歴史的舞台の一幕を繰りひろげた。
中将が森とは、中将姫が観音菩薩像を祀り、亡き母をしのんだという旧跡。そのお堂のそばに、中将姫が自分の姿を映したという、小さな姿見池がある。
この日の天候は時折、小雨がぱらついたが、最高気温は32度の真夏日となった。
姿見池の水面は、浮草がいっぱいで、蓮の葉には雨露がころがり、岩場では殿様ガエルが蓮の花を見上げている。まさに中将姫が現れそうな気配を漂わせていた。
中将姫物語の歴史調査に貢献したのは、地元の医師で中将姫旧跡保存委員会の田中治(たなか・おさむ)委員長である。
中将が森の入口わきには平成30年(2018)、92歳で逝去した田中委員長の記念碑が建っており、訪れる人々は蓮の花を見るなどして、その功績を讃えている。
写真(上)は大きく咲いた白い蓮の花。写真(中)は蓮の葉陰でのんびり過ごす殿様ガエル。写真(下)はまだまだ蓮の蕾でいっぱい。


更新日:2021年8月7日 土曜日 00:00

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