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蝉の声あふれる♡橋本・丸山公園〜立秋へ刻々と

和歌山県橋本市のJR・南海橋本駅北側の高台にある丸山公園は、最高気温38度の猛暑日となった8月5日、緑の林から無数の蝉の声があふれて、夏の盛りを感じさせた。
ここは近畿最古級の横穴式石室を持つ陵山(みささぎやま)古墳の南西側。昭和20年(1945)7月の米軍・空爆による犠牲者6人の慰霊碑なども建ち並ぶ
昨年10月には、犠牲者追悼の会の世話人代表・阪口繁昭(さかぐち・しげあき)さんが92歳で逝去。市民は阪口さんを偲びながら、慰霊碑に手を合わせている。
ここしばらくは炎天続き。古墳も公園も、木の幹には、油蝉(あぶらぜみ)や熊蝉(くまぜみ)が沢山とまり、1匹が鳴きだすと、やがて大合唱となり、蝉の声がまちに溢れかえる。
公園にはサル家族の園舎や、藤棚付きの砂場、滑り台、鉄棒などもあり、時折、家族連れらが訪れる。この日は猛暑日で、さすがに人影は見られなかったが、木陰のベンチでは、繰り返し涼風が吹いていた。
8月7日は立秋、同13〜16日がお盆。油蝉などはやがて、みんみん蝉や、つくつく法師蝉に代って、季節のうつろいを伝えてくれる。
写真(上)は楽しく鳴く油蝉。写真(中)は丸山公園の藤棚の下の砂場。写真(下)は油蝉と熊蝉。


更新日:2021年8月6日 金曜日 00:00

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