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マコトハス誠に素敵♡橋本「ゆの里」近く〜風そよぐ

ハス(蓮)の中でも超一級といわれるマコトハス(誠蓮)の花が、梅雨明けの真夏日となった7月20日、和歌山県橋本市神野々の小池で満開となり、水彩仏画のような風景を繰りひろげている。
ここは名高い天然温泉「ゆの里」の筋向い。自衛隊和歌山地方協力本部橋本地域事務所の森下進一(もりした・しんいち)曹長が、農業の亡父の後を引き継ぎ、精魂込めて栽培している。
このマコトハス(誠蓮)は農林水産省名称登録第176号で、花は濃い紅色、根は純白で粘り強く、そのレンコン(蓮根)は、まことに美味な品種である。
今、色づいたツボミ(蕾)が次々と咲いて、花は大きな葉とともに風にそよぎ、葉陰からはウシガエル(牛蛙)の声がグゥオオーと溢れている。
ハスのツボミ、蓮台、巻き葉は、飛鳥時代から仏様に供えられてきた歴史的植物。森下曹長は「出勤前の約1時間、蓮池で草取りしています。今年も美しく咲いてくれてうれしい」と話した。
母の美代子さんは「マコトハスは皆様に愛され、お盆ごろまで、高野山やふもとの産直市場などに出荷しています」と語っていた。
写真(上)はツボミと開花したマコトハス。写真(中)は蓮池の全景=バックは天然温泉「ゆの里」。写真(下)はウシガエルの目で下から見たマコトハス。


更新日:2021年7月21日 水曜日 00:00

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